blog バイクにのる人
ちょいと湯に浸かってきます
今年のゴールデンウィークは例年と比べて「黄金」とは言い難く土日に毛の生えた程度の休み予定となってしまった。
しかも雨が途中に入るという、これまた微妙な天候だったが週明けにはヘビーな仕事が待っているので去年の秋に購入したはいいが使えなかった「ひらゆの森」チケットを握り締めて朝の都内を飛び出した。
都内の道もゴールデンウィーク独特のざわつき感は薄くトラックの姿も多く見かける。
今回はさっさと目的地へ到着してグータラモードに入りたかったので永福から首都高4号線に乗って早々に高速を利用した。
石川パーキングでドトールな朝飯を胃袋へ詰め込み、いつもの八王子料金所前後の渋滞を抜け、下りのピークを過ぎた中央道を翌日の天候が「雨」という予報が信じられないほどに快晴の空の下をひたすら北へ走る。
途中、甲府昭和ICで国道20号線に降りて諏訪南ICまでマッタリモードを入れようと思ったが今回は回避して高速を走り続け、諏訪SAに到着したのは9時にもなっていない早い時間だった。(個人的には大垂水~勝沼間のほうが好みということも有る)
アイス珈琲を流し込みながら革ジャンの中に仕込んでいたマイクロフリースを解除するが、今年は気温が高めだと実感。
(荷物の中にはオーバーパンツも入れてあるのだが、この時点で不要かもしれないと思っていた)

諏訪SAを出た後は塩尻ICまで流れに乗ってチンタラ走り、国道20号→19号を経てサラダ街道といういつものパターンで平湯を目指す。
サラダ街道ではSSを中心とした集団が幾度か私を追い抜き消え去っていった。
波田で国道158号に出て道の駅 アルプスの郷で休憩兼昼食とした。
ここは平湯に行くとき必ず立ち寄るのだが、お目当ては「ざる蕎麦(に付いている山葵)」。
今回も蕎麦にする予定だったのだが…新メニューに「山菜の天塩丼」なるものがあったので蕎麦から予定変更。
しかし出てきたのは強烈なボリュームの天麩羅の山…丼のご飯にも塩で味付けがしてあるのだが天麩羅のボリューム圧倒されるのみ。
天麩羅はウド、タラの芽、のびる?、そして謎のイモに赤ピーマンといった内容と思われる。
味は確かなので美味しい山菜天麩羅をたっぷり食べたい人にはお薦めだが、量は画像以上にあるので他の誰かがざる蕎麦などを頼んで天麩羅を分けてあげて丁度良いとおもわれる。(年配の人は絶対に残してしまうボリュームだろうな…)
胃袋に余裕がある人はほぼ確実に満足すると思うが、私にはキツかった…(お店には内緒だが食べきれなかった天麩羅を3本ほどジップロックでお持ち帰りさせてもらった。)

満腹の腹をかかえてアルプスの郷を出発し、ほぼ1時間後に平湯キャンプ場へ到着した。
今年は気温が高目ということもあり安房峠は開通していたが、ともかく横になりたかったので安房トンネルを利用した。
テント設営後の段階で午後1時頃だったがにテントの中で横になり午後3時半手前まで昼寝モードに入る。
午後3時20分頃からラジオNIKKEIの競馬放送にラジオの周波数を合わせて天皇賞の中継を聞く。
平湯は周囲が山に覆われ、地元の人たちはテレビやラジオをケーブルで引いているらしくAM(中波)/FM(VHF-FM WIDE)ラジオ放送は受信できない。
短波帯は多少の山があろうと電離層で反射して降りてくることから受信可能と思われるので確認の意味もあってELPA ER-21Tを持ってきたが、付属のロッドアンテナだけでラジオNIKKEIも海外の謎の言葉の放送も受信できた。
午後4時を過ぎて5時になろうかという頃になってもお腹が空く気配が全く無く、むしろ満腹のまま。
本来の予定ではAコープ栃尾まで買出しに行くことになっていたが今回はパスし、平湯バスターミナルへ酒とツマミだけを買いに出かける。
ターミナルと「つるや」の2箇所でビール・日本酒・はんたいたまご・乾きモノを入手しテントへ戻り、まずはビールを腹に流し込み落ち着く。
ついで日本酒と温泉卵でチビチビやり始める頃には日も暮れて周囲にランタンの灯が灯り始めた。
周囲は大騒ぎする集団も無く、四輪サイトの犬の声を除けば実に静かな光景となったが、ポツポツと水滴が落ちてきては止まるという煮え切らない天候になったが雨は本降りなることは無く夜8時になる頃には星空も見えていた。
ここで「ひらゆの森」へ徒歩で向う。
ひらゆの森も激込みという訳ではなく、この時期にしては空いている状態だった。
40分ほど湯に浸かったところでフラつく感じたしたので脱衣所へ戻り、カウンター前の休憩スペースでクールダウン。
生ビールを一杯、風呂上りの体へ流し込むが、この時点で空腹だということに気が付く。
午前10時の天塩丼が夜の9時にしてようやく消化されたようだ。
テントに戻ると常備しているマルタイ棒ラーメンで腹を満たし、キャンドルランタンの灯りの下で残りの日本酒をチビチビやりながら眠りに付いた。
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