バイクにのる人
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RZ250エンジンOH(2)
昨晩は早々に寝てしまったおかげで起床は朝の4時半、ベッドの中でウダウダしつつ朝5時半にはガレージに立っていた。
目の前には昨日の作業でフレームから下ろされたRZ250のエンジン、頭上には絶好のツーリング日和と思えるような快晴の空と暑さが残る気だるい空気。
体にブラックコーヒーを一杯流し込むと軍手を装着して作業開始。
まずはシリンダヘッドを外しにかかる…が、その前にシリンダヘッド上にあるサーモスタットユニットが内蔵されているラジエターへのジョイントパーツを外す。
先週の作業で最後に水漏れがないか確認した時にラジエターの中にゴミの切れ端が見つかったが、マッチ棒の太さで5mmくらいの長さがパッキンとして使われるパーツはウォーターラインの中でサーモスタットとインペラシャフトシールくらいのものだ。
そのシャフトシールは交換したばかりなので残る可能性は…サーモスタットと考えられる。
シリンダヘッド上のジョイントを外して出てきたサーモスタットは…想像通りこんな感じにゴムパッキン部分が崩落して既に機能していない状態だった。
しかもゴムパッキンが無くなった事でサーモスタットの金属部分がジョインと擦れ合ってしまい真円に近かった形状が歪な楕円形に変形していた。
迷わずサーモスタット撤去、そしてKITACO印のジョイントから純正ジョイントへの戻しという作業追加となった。

サーモスタットの件が片付いたところで本命作業の一つであるシリンダ分解に移る。
ヘッドを外してピストン上部を覗き込むとやはり真っ黒、シリンダ・ピストンを外してピストンリングを取るとピストントップの汚れなどを落とす。
シリンダ内壁のスリーブを目視チェックするが8年前から大きな傷は増えていないようだ。
ピストンもスカート部にスリーブと激しく擦れ合った大きな傷が見受けられないことから使えると判断してピストンに新しいリング装着、大本命のクランクケース割に作業を移す。

クラッチハウジングやマグネットローターなどを外し、ケース上下のボルト・ナットを外して布を当てた小槌などで軽く衝撃を与えるがケースは一向に口を開く素振りを見せない。
ボルト穴にグリスを吹き込んでしばしの間一服し、おもむろにケースに衝撃を当たると少しだけ開いた。
あとは根気強くケースを軽く叩きながら(歪まない程度に軽く衝撃を与える程度の叩き方で)ケース割りを終了、8年ぶりのミッション/クランクシャフトご対面となった。
この時点で時間は朝9時頃、エンジンを組み付けて夜には走り出せるのではないかと希望的観測を持った瞬間だった。

今回の大本命はドライブスプロケットのオイルシール交換、に加えてクランクシャフトベアリング(外側)、ドライブアクスルシャフトのべリング交換。
古いベアリングを外し、新しいベアリングを装着しようとした時、おもむろに新旧ベアリングのすべり具合を比較したくなり指で軽く回してみると…古いベアリングは2~3秒で回転が止まってしまうのに対し新しいベアリングは同じ力の入れ具合で10秒近く回転し続ける…こんなに違うのかと少し感動。

結局、画像の段階で夕方6時。
ケースを割ってオイルシールとベアリングを交換したはいいが、トップケースの汚れなどが気になってしまいワイヤーブラシを手にしたのが運の尽きだった。
気が付けば1時間近く磨き続けて午前10時過ぎに休憩、ケースを合わせてトルクレンチによる増し締めを行った段階で調度お昼に到達してメシ中断タイム突入。
しかもこの日は気温が34度近くまで上昇してメシタイム終了時点で大手町31度、練馬33度…ついで書くと朝5時の段階で大手町26度って…暑いと思う訳だ。
午後の作業再開は結局13時半頃になり、エンジンをフレームに載せてクラッチのプライマリドリブンギアユニットを取り付けた所で予想外の作業が発生。
クラッチ版が当たる部分が削れて凸凹状態になっているが、かなりひどい。
ヤスリ片手に一面づつ手作業で削っていくが意外と時間がかかる。
ミニリューターを使えば数分で全作業終了となるのだろうが、削りすぎが怖いので板ヤスリを手にチマチマ作業していく。(プライマリドリブンギアユニットは買うと高い…)

シリンダとシリンダヘッドに残ったパッキンのカスを丁寧に取り除いていると夕立到来、作業場自体は屋根付きなので雨でも慌てる必要はないが、吹きさらしの為に水滴が舞い込んでくる。
調度シリンダにピストンを挿れた所だったがシリンダヘッド側のカス取りがまだだったのでシリンダトップとシリンダヘッドの間にエンジンにオイルがしみこんだタオルを挟み込んで仮固定し、車体にカバーをかけて撤退。
夕方6時、残りの作業は明日まわしになった。
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