バイクにのる人
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HI-MATIC Fのコンデンサ交換
バラバラにしたまま数日が経過したジャンク品の銀MATIC F、構造は理解できたので組み上げるのが面倒だったが本命の黒MATIC-Fのコンデンサ交換作業を円滑に進める為にはコイツを組み上げなければならない。
まぁ、どうせ組み上げるならコンデンサ交換も実演してから…ということで木曜日の仕事帰りに秋葉原で入手。
夕方早くに店じまいをするパーツ屋が多く秋葉原に到着したのは千石電商も店仕舞いした19時5分。
残念、金曜日なら千石電商は19時30分まで営業しているのだが…(ちなみに千石電商は19時きっちりに電気を消してしまう)
最後の望みはマルツパーツ館、ここは20時まで営業している仕事帰りに簡単なパーツを購入したい人には重宝される店だ。
積層セラミックコンデンサを探すが1.5μFが見つからず、仕方なくタンタルコンデンサで探す。
耐圧20V品は無かったので上位耐圧規格の35V品で1.5μF/2.2μFの3個パックを2セット購入。
ちなみに、店頭のケースでは1袋115円だったのが、レジでバーコードを通すと160円で出てきた。
気が付かなければそのまま支払っていたので要注意かもしれない。(パーツを買う時は単価計算するのが常識なんだが、油断していると…と言う意味)

日は変わって金曜日、入手したコンデンサをLCテスタで計測すると1.46μFと出る…温度も計測定温ではないし誤差の範囲か。
全バラなままの銀MATIC Fの基板にタンタルコンデンサを装着する。
で、ここで前の作業で外した元のタンタルコンデンサを再計測する、というのも久々に(正確には2回目)使ったLCテスタだったので計測には[TEST]ボタンを押さなければ容量が表示されないのを忘れていたのだ。(取説は全て中国語で書かれているので全て読んでない…)
その正規の手順で取り外した元のコンデンサを計測すると1.55μF…おんや?まぁいいか、練習練習。

銀MATIC Fに基板とレンズを組み上げて作業終了…と思いきや、フィルム巻き上げが出来ないのが気になり小一時間ばかり寄り道する。
底部の巻き上げギアが動かないので黒MATIC Fのギアを参考に比べてみると…おいおい、なんかメチャクチャな組み方されているぞ、コレ。
バネが全く違う位置にセットされている、これでは無理だろう。
黒MATIC Fと同じようにバネをセットするが、それでもダメ、どうやらレンズ側のギアが動かないらしい。
これは上から一滴ずつマシンオイルを染みこませていくことで解決、単なるグリス切れだったようだ。
過剰にオイルを垂らさないようにじっくり作業し、最終的には巻き上げとシャッターの両方が正常稼働できる状態になった。
裏蓋不良といい、各部のネジの甘さといい、どうやら銀MATIC Fは誰かが直そうとしてバラしかけて失敗した機体のようだ。

次は本命の黒MATIC Fのコンデンサ交換。
銀MATIC Fで構造は理解できたのでコンデンサへの最短ショートカット、レンズはバラさず鏡胴からの分離のみを実施。(結果的には組み付け時にファインダー部分をごっそり外さないとダメなんだが…)
外して気が付いたのは黒MATIC Fの基板は銀MATIC Fと世代が全く異なり細かい部分が違っていた。
電磁させる為の電極が形状が少し違っており、更に3.3μFタンタルコンデンサがブリッジされているのだが何か理由があるのだろうと思い手を付けずに目的のコンデンサのみを交換した。
基板を戻す時にシャッター部分のギアをバラしてしまい、組み付け直すのに10分かかったのは内緒だ。

さて、作業が完了した2台のHI-MATIC F、目的の黒MATIC Fの動作を確認すると以前と違ってシャッター音がゆっくりした音になっていた。
ASA(ISO)ダイヤルを500にして電灯の目の前でシャッターを切ると素早い音がし、薄暗い部屋の片隅に向けると1秒よりは短いがゆっくりしたシャッター音になる。
そのままASA(ISO)ダイヤルを25にして同じく薄暗い部屋の片隅に向けシャッターを切ると更にゆっくりした音でシャッターが切れる。
元の症状が「どこでもド・アンダー」な露出状態だったから、良い方向に向かっているのかもしれない。(カメラ内部の半固定抵抗などは一切いじってない)
一方、構造理解の為だけに入手した銀MATIC Fは明るい状況では素早くシャッターを切るが、真っ暗(レンズカバーつけた状態)でも1/4秒程度までしかシャッター速度が落ちていない。
本来ならレリーズボタンから指が離れるまでシャッター幕が開き続けるはずだが…
考えられる可能性はCdS不良によって初期抵抗値が保たれていないことだが、直す気力は無いので調査も気が向いたらとしよう。
そもそも、これに使われているCdSの定格を知らないので正常稼働状態に近いと思われる黒MATIC Fもバラさないと判断が出来ない。

さて、フィルムをもう1本使ってみるか。

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

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