バイクにのる人
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週末整備
先週の整備でエンジン本体をフレームに乗せて時間切れ(っつーか朝まで酒呑んでたので復活できずタイムオーバー)で一週間の放置プレイとなったRZ250。
本格的な寒波が来る前に仕上げをしてしまわないと…という事で金曜の夜は酒も飲まず二日酔いなど予期せぬトラブルを避けて普通に迎えた土日に作業を行った。
が、朝はたっぷり二度寝して作業にかかったのは土曜日の午後2時w
まー急いでも良いことはないので。
残っていたのはラジエター取付をメインとする水周りの仕上げ、それと左右カバーの移し、この2点だけのはずだった。
ラジエターと取り付けて冷却水ホースのバンド締めなど水回りの点検を行って左右カバー(とオイルポンプ)の移設を行えば終了、作業そのものは30分もあれば終わると思っていた。

フレームに乗せていたクランクケースカバーを外すと…クラッチ一式がなーい、どうやら大昔に外したらしい。
ということは、純正クラッチを外す必要がある行為…アレか、アレだなやっぱ、大昔はこの腰下でバーネットクラッチを使っていたに違いない。
クラッチボスのセンターボルトを見ると外した形跡が無いので、逆に考えれば目の前の腰下は実走状態から保管していた可能性が高いとも言える。
それはそれでラッキー、あとは抱き付きを起こしたクランクではないのを祈るのみ。
結局、クラッチ一式は降ろしたエンジンの実績有るパーツを移設して30分余計にかかっただけだった。

土曜日の作業はGarmin nuvi205で遊んでいたこともあり、開始そのものが2時頃だった。
クラッチ移設後に降ろしたエンジンに保管向けの湿気混入防止策として予備シリンダやリードバルブなどを装着してキャビネットに格納、このエンジンは年明けにケースを割ってクランクを修正に出す予定。
結局、シリンダ増し締め確認など全ての最終チェックを行ってエンジン始動に辿り着けたのは日も落ちて暗くなった頃。
キャブレタのフロート室ドレンを開放してベンジン臭い変質しかけの古いガソリンを抜いてからキックスタータに足をかけ、チョークのプランジャを引いてキックすると数発でエンジンが始動した。
が、チョークを戻すとアイドリングが停止してしまう。
外気温は10度を超えているのでチョークは始動時の一瞬で十分なはずだがチョークを引き続けていないとアイドリングしない、何かがおかしい。
しかもアクセルを軽くあおってもタコメーターの針は元気よく跳ね上がらず、重たい動きだ。

アイドリング用のスクリューを多めに回して2000rpmで数分暖気させるが異常箇所がここで発見、左シリンダが爆発していないらしくチャンバーから吐き出される排気煙が冷たい(右は温かい)。
その状態でチョークを引くと左シリンダも爆発を開始するのでシリンダ側の異常とは考えにくく、セオリー通りガソリンを気化するキャブレタが何らかの理由でガスを送り込めていないと推測。
おそらくスロージェットが詰まっているか、チャンバ室フロートの動作不良で油面が上がってないかのどちらかだな…と考えたが時間も遅くなってしまったので土曜の作業はここで終了。

翌日曜日に左キャブレタを外してジェット類の詰まりを点検した。
キャブレタのチャンバ室を開けると…そこには薄いピンク色のガソリンから青緑色の新しい生命の息吹が…
巨神兵を見上げるクロトワのように一言呟く。

「腐ってやがる…遅すぎたんだ…」

腐海にのまれた村のようにスロージェットの中にも新しい世界の息吹が…これではガソリンが送り込まれる訳もない。
RZ250のキャブはチョークプランジャを引くと別系統でガソリンが送り込まれる仕組みになっているので昨晩の挙動にも合点が行く。
結論:ガソリンは1年放置すると

  ハ_ハ  
∩ ゚∀゚)') 腐るよ!
〉  / 
.(_/ 丿

あたりまえのことだけど、人間は忘れる生き物。
腐ってしまった物は仕方がない、人類の英知(爪楊枝など)を駆使してトンネル貫通。
メインジェットにも浸食の魔の手が伸びていたので同様にクリーニングし、念のために右側キャブもジェット類を確認したが異常なしだった。
キャブを組み付けキック一発、左右からシリンダ内で爆発した2st特有のオイル臭い排気煙が吐き出されるのを確認。
本題のクランクケースの住人達の生活音だが、全体的に五月蠅いものの以前のエンジンのような一箇所だけ飛び出た音ではないのでOKとする。
28年目のクランクケースなので、あまり無理は出来ないレベルだと思うが…目標である「とりあえず走る状態に」は達成。

暖気後、トルクレンチでシリンダボルトの増し締めを行って順天堂病院裏のガソリンスタンドまで給油ついでに試走。
帰りに壱岐坂を下るまでの僅かなストレートを使って1回だけアクセルを全開にして加速チェックを実施、過去にクランクが大ダメージを受けていればトルクの谷が激しいか、鈍い加速となるはずだ。
3000rpmから8000rpm、ギアは低いので速度は出ないが5000rpmからトルクの谷をさほど感じさせない気持ちよい加速で針は8000rpmまで振れた。
その後は3000rpm中心に「急」のつく動作は控えて自宅へ到着。
2・3回ほど不動になっても押して帰ることが出来る自宅周辺を試走し、問題なければ次のステップに進むとしよう。
今週中頃から寒波が来るので作業がギリギリ間に合ったという感じだ。
コメント
この記事へのコメント
>金曜の夜は酒も飲まず~2度寝
見事なグータラぶりに吹きましたw
まるで自分を見ているゲフンゲフン‥‥
2009/12/14(月) 11:06:20 | URL | かぎま #-[ 編集]
>かぎま氏
グータラではなく欲求に素直なだけかもw
これがバイクシーズン入り始めだと朝7時頃からガレージに篭ったりするんですがねぇ。
20代の頃は金曜の夜から整備していたような気が…、えぇ、夢でしょうねぇ、たぶん。
2009/12/14(月) 12:19:34 | URL | 堀川@Ninja糊 #EpMFb19M[ 編集]
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