バイクにのる人
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Garmin nuvi205用電源ハーネスの製作
「おまえらSONYのU35すごくいいぞ 、ガーミンがゴミに思えてきた」
そんな声にめげずガーミン使い続けて半年、これはナビではなく自車位置表示機器だと思うと素晴らしい機器に思えてきた今日この頃。
nav-u、確かに性能はいいのだが一つだけ気に入らない所がある、「中釈度地図の省略っぷり」だ。
100kmや50kmスケール相当にした時の道路・注記・背景の省略がひどすぎて、個人的に嫌だった。
そんなつまらない理由でnuvi205を使い続ける訳だが、コイツもコイツで問題あり。
名称検索で少しでも範囲を広げようものなら砂時計のまま検索し続けること数分(いや永遠かも)、ともかく名称検索が使えない。
自車位置を中心とした周辺検索、都道府県毎に範囲を限定した名称検索など、ことごとく時間がかかるのだ。
恐らく…1バイトコードの検索しか初期設計時のパフォーマンスを設定しておらず、2バイトコードへのローカライズ時に諦めてパフォーマンスの改善をしていないのだろう…(ISO8859-1もしくは-2しか考えてなかったのでは?と推測している、UTF-8ましてやUTF-16なんて想定外)

が、カスタムPOIという抜けた機能を穴埋めするような都合の良い機能が装備されており、これが要因で手放せないのも事実。
そんなnuvi205をバイクで使う上で一つだけ困るのが電源供給の問題。
製品にはAC100Vから変換するACアダプタ、それに車のシガーライタージャックから電源を供給するシガライタープラグの2点が付属しているが、バイクで利用する場合にDC-DCインバータ(通称:デコデコ)の設置、もしくはシガライタージャックの増設のどちらかを要求される。
デコデコはモノ自体が一定の大きさになってしまい、そこからACアダプタ分が上乗せされるので場所を取る。
するとしシガーライターアダプタしか選択肢が残らないのだが、シガージャック+プラグでかなりの場所をとってしまう。
特にRZ250へタンクバッグ無しで積載しようとすると場所がないのが切実な問題だった。
と、いうことでバイク向けに電源用ハーネスを製作してみた。

nuvi205へ電源を供給するにあたっての問題はUSBコネクタの配線だった。
USB2.0のミニコネクタは規格によって4番ピンが機器を使用するメーカーの都合で自由となっている。
nuvi205の場合、この4番ピンがGNDに接地している時は単なる充電モードとして動作し、4番ピンがGNDに接地していない時(浮いた状態の時)はPCとデータをやり取りする転送モードとなる設定だ。
普通に販売されているUSBケーブルでは4番ピンは結線されて居らず所謂「浮いた」状態なので、これをnuvi205に使用するとコネクタを接続もしくは通電するたびにPCモードとなってしまう。(しばらくするとPC接続を諦めてナビアプリが起動する)
これはバイクのイグニッションキーと連動させた電源配線の場合に、イグニッションキーをONにしてもナビがすぐに使えないことを意味するので、4番ピンをGNDへ設置させたケーブルが必須となるのだ。
市販品で販売はされている…が、値段は1本2500円ほどするので安いとは言い難い。
そこで手持ちの余っているUSBケーブルをバラして4番・5番ピンをブリッジさせれば目的達成ということでバラしてみた。

モールドされている部分の継ぎ目を丁寧に剥がし、コネクタを分解後にUSB2.0の規格ドキュメントをコンソーシウム絡みのHPからダウンロードして結線内容を再確認の上で4番と5番をブリッジさせる。
本来ならコネクタ背面の配線側で加工するのが筋だが、モールド用の樹脂が詰められてしまっているので断念。
mini-Aコネクタのメス側接点と接触する面の裏側をハンダでブリッジさせる方法で逃げた。
※このオスコネクタはパーツ単体でも入手できる(単価も100円程度のはず)ので、手持ちのケーブルを無理に加工しなくても良いのだが、余っているならトライするだけの価値はある。

配線をテスタで確認し、nuvi205へ仮固定状態で差し込んでPCモードへ移行せずに充電のみを行うことを確認して分解したモールド部分の接着を実施。
今回は手持ちで余っていた2液化合型の接着剤を塗って万力で圧着乾燥させた。
単なるボンドG7でもいいのだが、2液化合型接着剤のほうが乾燥が早く、接着力も強いのでこちらを選択。
一晩放置してUSBケーブル側の加工は完了。(これで2500円浮いた!)

最後に電源電圧変換の処置を行う。
これは単純に三端子レギュレータを挟んで5Vへ電圧を落としてやるだけだ、しかもパーツは手元に転がっているので秋葉原へ買い出しに行く必要もない。
nuvi205標準添付のACアダプタは出力が5V/1Aとなっている。
USBポートを備えたACアダプタは大抵が500mAを上限電流量としていることが多く、nuvi205付属のACアダプタとスペックが異なってしまう。
そういった理由から使用した三端子レギュレータは7805(1A)を採用。
ただ、12~14Vの電圧を一気に5Vへ落とすことからかなりの熱量が発生するので電流を供給するパフォーマンスに影響が出る懸念がある。
最悪、熱によって500mAも取り出せないことになりかねないので小さなヒートシンクでは心細くなり、電圧を一端9Vに落としてから5Vを作り出すことにした。
7809→7805と2つの三端子レギュレータを連結させ、リップル対策としてセラコンを7805のIN/OUTに2個、ケミコンを出力側だけに1個設置して蛇の目基板へ実装。
机上で動作させた範囲ではそこそこの熱が発生しているが、レギュレータが熱崩壊するレベルではなさそうだ。
今回はテスト的な意味合いが強いのでこれで妥協。

実使用時に電流量が足りずにナビゲートしながらの充電に無理が生じた場合には大きめのヒートシンクを装備させて基板を再制作する予定だ。
場合によっては車体の奥へ仕込んでしまい、USBケーブルを脱着するコネクタだけを製作するアイデアも控えている。
今回はRZ250のハンドルの下側へ埋め込みできる容積にまとめてみたつもりなので、GPZ900Rなら余裕で収納可能だろう。
梅雨に入ってしまったが、週末のどこかでフィールドテストしてみる予定だ。
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