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NIKKOR AI 50mm/1.8S試写
NIKKOR AI 50mm/1.8S分解清掃とグリスアップで一応は使える状態になったと思えるNIKKOR AI 50mm/1.8SをD40に装着して早朝の最低気温が大手町で1.4度を計測した今期一番に冷え込んだ外へ試写に出かけてみた。
試写の場所に選んだのは文京区は小石川にある植物園、この季節は特に目玉となる花もなければ紅葉も無いが自宅から歩いていける範囲ということと、遠方まで何かがある場所で人が少ない場所ということで選んでみた。
植物園意外には東京ドーム周辺など幾つか候補があるのだが、流石に人が多すぎて試写は出来てもblogでの公開に一手間かかるので敬遠した。


NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.7
速度:1/250
絞り:16

植物園に入った目の前の坂の途中で太陽を向こうにして逆光のテスト。
盛大にハレーションが出るのかと思っていたが意外と耐えている、マルチコートは伊達ではないということか。
本当にフレアやゴーストのテストをしたいのであれば暗い場所から強い光りが斜めに差し込む状況で撮影すればいいのだろうが、私自身がそこまで気にするレベルではないので今回は割愛。



今回、わざわざ植物園を選んだ理由が被写界深度の様子を知りたかったというのがある。
それには無限遠から手前までコンクリート以外の対象物があり、且つ、人通りが少ない場所が望ましいと思っていたのだが、記憶の限りでは今の季節の植物園が手頃だった。
開放F1.8から絞り込んだF22までを撮ってみたので、幾つかの例をアップしてみる。
三脚を持参し忘れたので、小石川療養所の井戸跡の周囲にある柵の上にカメラを置いての撮影となるので、微妙に構図が左右しているのはご愛敬ということで…

NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.3
速度:1/1000
絞り:1.8
コメント:開放では甘い描写となるのは定説なので予想した通りのダメ画だ。(露出が2段階くらいオーバーしているのもあるがご容赦をば)

NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.3
速度:1/800
絞り:2.8
コメント:一段絞り込んだF2.8だと遠方の描写が締まってくるが、手前は相変わらずのボケ具合だ。
古いレンズは開放から1段もしくは2段ほど絞り込むとボケと締まりが良い場合があるので、このレンズは2段ほど絞り込んだ場合が良いのかもしれない。

NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.3
速度:1/250
絞り:5.6
コメント:個人的な予想では実用域の絞り込みだと思っておりF5.6、全体的に良い感じになったが流石に左手間の枝まではカバーしきれないのは35mm版換算で72mmという焦点距離なので仕方ないというところだろうか。

NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.3
速度:1/10
絞り:22
コメント:ここで一気に跳ばして最も絞り込んだF22、左手前の枝が妙にシャープなのが印象的だ。

F1.8からF22までを撮影した画像を見ていて気になったのは画面中央の自動販売機の甘さ。
ピントリングは無限遠に設定したままだが、レンズ組み付け後に調整として使ったのは銀塩ボディのNikon EM、ひょっとしてD40との組み合わせでは調整がズレているのだろうか?
これについては後日の確認とした。



NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.3
速度:1/250
絞り:F5.6

ちょっとだけ色気を出して早咲きの梅を一輪撮ってみた。
しかし…わかったのはフォーカシングスクリーンの調整が甘く、約1cmほどの後ピンだったということだ。
室内の調整では矯正仕切ったと思っていたが、梅の花を撮影した結果、花の後ろの蕾にピントの山が来ているのがわかる。
スクリーンをもう少しだけ浮かせてやる必要があるようだ。



NIKKOR AI 50mm/1.8SISO:200
EV:-0.3
速度:1/200
絞り:8

ここまで自然物ばかりだったので、植物園の奥にある洋館を撮影してみた。
まぁ普通というか、特にコメントの無い画となっている。
梅の花で気になったピンズレも遠方をF8まで絞り込むと気にならない。

Nikon SERIES E 35mm/F2.5ISO:200
EV:-0.3
速度:1/200
絞り:8

最後に念のために持ってきておいた SERIES E 35mm/F2.5で洋館を撮影してみた。
同じ露出設定で撮影し、同じホワイトバランスで現像したが色味がずいぶんと違う。
この35mmだとD40では52.5mm換算になるので「標準レンズ」としての画角になるのだが、初期モノの黒帯レンズなので恐らくはシングルコートのみで構成されているはずだ。
画角と撮影場所こそ違うが、ここまで色味が変わるとは思っていなかったので正直驚いている。
また、気になるのは空と屋根の境界などの色飛びというか収差の成れの果て、等倍で見ると明らかに色収差が派手に出ているのでNIKKORを名乗らせて貰えない理由もこういった結果から伺い知れる。
別のNIKKORを冠した35mmレンズで差を確かめたくなってきたが、ここは我慢、我慢…



NIKKOR AI 50mm/1.8Sをデジタル一眼レフで使用した感想は、まずファインダーが明るいのでピントが合わせやすいこと。(あたりまえですな)
それと撮影画像が思ったより芯のある結果だったので、AI連動でAEが使えるボディが欲しくなってしまう…
但し、D40は600万画素CCDなのでレンズの粗が見えていないだけかもしれないので、古い銀塩向けMFレンズを使うのであれば良い組み合わせだと思える。
このレンズ、本来ならば標準画角の50mmレンズだが、APS-CカメラのD40では72mm相当の画角として被写体が写る。
大昔の初心者向けキットにあった35mm-70mmズームのテレ端相当なのだが、
植物園など被写体から距離がとれて、且つ、視界の一部を切り取って撮影する場では非常に重宝するはずだ。
D40では私の当てにならない感で決めるマニュアル露出撮影となってしまうが、それでも面白いと言える。
尚、今回はキットレンズのNIKKOR AF-S ED 18-55/4-5.6 GIIを持ってこなかったので、値段の割りに良いと言われる描写との比較はできなかった。
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