バイクにのる人
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ジャンクレンズ TAMRON 372D
少しだけ望遠域の実験をしてみたくてジャンクなレンズを入手してみた。
タムロン 372D、70-300mm f4-5.6という普通の数字が並ぶMF/AF兼用のCPU搭載ズームレンズだ。
ちなみに値段は漱石さん一人、気軽に遊べる出費なので壊しても気にならない。
ネットでの評判も「フィルム時代に原型モデルが発売、元を取りきった廉価版」という評価につき、写り具合も期待できるレベルはないようだ。
格安には理由がある。
レンズの中にカビがあり、一箇所はズーム中心部のレンズ、もう一箇所は前玉の中だ。
ズーム中心部は普通に分解していけばヘリコイドを外すことなくセンターユニットが取り出せる簡単な構造になっている。
カビはセンターユニットのレンズ外側に付着していたので絞り羽までバラす必要なく除去できた。
ライトで強い光りをあてるとユニットの中も微妙に汚れているのが確認できるが、ここはいつでも分解できるので今回はパス。

むしろ手を付けなければならないのはタムロンの悪しき仕様である「分解できない前玉ユニット」の中にカビがあるという事実。
このままでも使えないことはないが壊しても気にならない品ということで力業で分解して前玉の2枚を綺麗にした。
この前玉、ネットでは「接着されている」という情報もあったが372Dは接着ではなく前玉ユニットのリムにはめ込むだけだった。
但し、一度はめ込んでしまうと簡単には外れない構造になっていたので吸盤を使っても取り出すことは出来ず、最終的にリューターで横に小さな穴をあけて内側からレンズを押し出すような形でリムから外した。(よい子はまねしてはいけない方法)

最低限のメンテを行って試写したのがこの画像。
焦点距離300mmで遠くの建物を写してみたが、お世辞にも良いレンズとは言い難い。
カメラのボディはD40なので勿論「マニュアルフォーカス」、画角は35mm判換算で450mmになるので安物三脚ということもあって合焦させるのは面倒だった。
ネットでの評判通りデジタル向けの設計ではないので目が覚めるような写りではないが、今では格安で入手できるレンズなので貧乏カメラ道な私の為に存在するようなレンズだと再認識。

ここでさらに遊んでみた。
同じくジャンクで入手したケンコーの2xテレコンバータで焦点距離を倍の900mm相当にしてみる。
ベースとなるレンズがボケ気味な画なのでテレコンバータを通すと更にボケてしまうことからリサイズ後に強烈なシャープをかけているが、建物のエッジ部分の滲みまでは解消できない。
合計で漱石さん3人ということを考えればコストパフォーマンスは良いのでオモチャとしては上出来だと思う。
ちなみに、絞りの開放値もベースレンズのF5.6からテレコンバータを通すことで2段階暗くなるのでF11相当になってしまう。
ここまで暗くなるとD40のファインダー内に表示される合焦点のピークを示すサインも使えなくなるので目視のみで合焦させなければならないので素人にはお勧めできない…というか実用からかけ離れた環境となってしまう。

それでも実視界はこんな感じなので、画像中央のビルがあそこまで拡大可能となっていれば十分だろう。
望遠域を使いたい時は372Dを常用せず、キットレンズのNikon DX VR Nikkor 55-200 (35mm判換算で82.5-300mm相当)になるので、多少のボケは我慢してでも望遠番長しなければらならない時の組み合わせになると思われる。
次は400mmクラスが漱石さん一人程度のジャンクで入手できるまで待つか…

で、その望遠番長でやってみたかったのがお約束の月の撮影。
20万も30万もするレンズと違ってボケボケな画像になってしまうが、一応はクレーターまで認識できる。
この画像はトリミングしているので1200mm程度の画角になるはずだ。(適当にトリミングしているので1400mmぐらいかもしれない)
ともかく、遊ぶには十分なジャンクレンズだった。
コメント
この記事へのコメント
ジャンク沼も侮ると溺れそうですね。
シビックセンター‥‥‥自宅からですか。
2011/01/17(月) 09:47:26 | URL | かぎま #-[ 編集]
>かぎま氏
沼のそばでの長期連泊は危険な香りがしますです。
シビックセンター…?はて、何のことやら…屋上はとても寒かったです…

で、クソ重たい300mmクラスにを支える三脚が必要だと痛感しました。
今はシルクの3千円三脚なんでコンデジまでは耐えてくれるんですがね…やっぱ諭吉さんを数人投入しないとサイズ・強度がバランス取れないようです。
2011/01/17(月) 13:59:02 | URL | 堀川@Ninja糊 #EpMFb19M[ 編集]
いいなあ、こんな屋上有ったらちょくちょく焚火台と酒もって夕方占拠してしまいそうですよ。その景色、確かにシビ‥‥‥‥‥‥‥‥れますなぁw
で、三脚。本気の趣味の人でもなければ三脚に諭吉はせいぜい一人しか送り出せませんぜ。スリックなら手頃な中型が有りますが足伸ばすとアルミだからたわむらしいし、その分軽いけど。で、自分はその買値のクラスだとフジヤ中古のベル本2万円です(がっしりしてて重いので仕事専用みたいなもん)。これまではスリックカーボン814EX狙ってたんだけど(バイク積載兼用で)いつの間にか絶版になって724で妥協するか悩み中。あ、過去に内山でお貸ししたスリックの三脚はスプリント66DXって6千円少々の奴です。あれは長玉orバルブは一眼だと怖い。ツーリング先の箱根にてセルフタイマー中に突風に煽られて転倒しα9000+モードラ+135/2.8を一発お釈迦にした三脚です>スプリント66
2011/01/17(月) 17:10:17 | URL | かぎま #-[ 編集]
>かぎま氏
内山でお借りした三脚はやはりスプリントでしたか。
真っ暗闇の中で覚えているのは調節時に触れた三脚の足と雲台の感触だけなんですが、新宿淀の三脚コーナーで「あれ?これかな?」と思ったのがスプリントだったんです。(あとは好みだったw)
他は予算丸無視で展示されている三脚を眺めていると「やだ…カーボンいいかも…(26才OL)」するのがで諭吉さん2人から3人ぐらいだった感じなんで、白ボディの長玉ドン!みたいな本気組ではないですけど、いずれはポータブル赤道儀+50mmレンズあたりで星空を追尾撮影させるべく、それなりに重さに耐えて風にも耐える屈強な三脚が欲しいのは確かです。
そんな三脚を伸ばしたまま持ち歩く趣味はないですけどね(植物園では良く見かけます、個人的にジムスナイパーと呼んでます)

ベル坊は厨房の時に憧れてましたねぇ…小遣いでは買えなかったからw
とりあえず自宅&四輪移動での撮影用にシルクかベルボンの諭吉一人程度のデカ三脚買うです。(シルクベルボンなんて名前の馬がいないか検索したけど出てこなかった)
これからレンズ沼を迂回して三脚の森に迷い込むかもしれんです、積むレンズはジャンク名長玉ばっかですがwww

あと、この屋上のすぐ下が大家さんの兄弟(事実上の大家)なんで焚き火台で占拠すると大変なことになってしまうかも。
と、言いつつ夏と秋には住人集めて宴会やっているから事前申告して静かに飲めば大丈夫な気がすると思います。

α9000+モードラ+135/2.8に献杯…ロッコール?ニッパチ…ニッパチ…ニッ…
2011/01/17(月) 17:51:38 | URL | 堀川@Ninja糊 #EpMFb19M[ 編集]
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