バイクにのる人
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KIPON SCOPTIC MD-AI
焦点工房が取り扱っているKIPONのマウントアダプター SCOPTIC MD-AIを入手した。
ニコンFマウントにミノルタのMD-ROKKORレンズを装着させる為のアダプタだ。
主な国産SLRカメラの中では最も長いフランジバック長と言っても差し支えの無いFマウントに、フランジバック長がニコンより短いミノルタのSRマウントレンズであるMD-ROKKORを装着するには無限遠を出す為に補正レンズが入るなどデメリットしか無い。
それでもマウントアダプタを入手した理由はコレ。
MD MACRO ROKKOR 50mm/F3.5、義父の遺品にミノルタのカメラ一式があり、その中のレンズの一つだ。
遺品のカメラはXD/X-700/X-500、それにKOWAのコンパクトカメラやEOSの銀塩などなど。
整理してみると中核のシステムはXDとX-700を中心としたROKKORだったようで、単レンズで28/50/50MACRO/100mm、ズームがSIGMAの21-35/70-200という充実ぶりでコンディションは非常に良い。
親戚一同含め、カメラに詳しくないということで処分しても構わないという前提で私が全て引き取ることになった。
カメラボディもモルトは朽ちてしまって要OHな状態、デジタルでも見捨てられたSRマウントレンズ故に中古相場も二束三文。
レンズはデジタルでも使えないことは無いので…と、マウントアダプタを入手する結果になった。

ニコンFマウントから他のマウントへのアダプタは沢山あるのだが、SRマウントレンズをFマウントへ変換するアダプタはKIPONしか無さそうだった。
あとはレンズそのもののマウントをFマウント化するみたいだが、制限も多く、金額も高い。
届いたKIPONのマウントアダプタをMDレンズに装着してみたがデザイン的には悪くない。
但し、レンズが前提としたフランジバック長から距離が加算されるので本来の焦点距離の1.2倍になる。
また、絞りを連動させるような仕組みは一切なく実際の運用は絞り込み測光のみになる。(開放測光に慣れると少しだけ煩わしい)
入手前にKIPONのマウントアダプタのレビューを探してみたが、どうやら補正レンズの光学特性は期待してはいけないようで、強い光が入ると画面がうるさくなるらしい。

早速、D200にレンズ数本を持って土曜の日中に出かけた。
まずは今まで使う場面が無かったAiAF NIKKOR 28mm/2.8Dで何枚か撮影、42mm換算の画角になるので個人的にはこちらが標準レンズという考えだ。
50mmという焦点距離はメーカー側の都合で58mmや55mmに引き上げられた「標準レンズ」の数字にすぎないと思っている。
本来の「標準」的な画角は43mm程度の焦点距離という説もあるが個人的にも同感、肉眼で見た視界と撮影される範囲に違和感を感じないのが理由だ。(機械的に見ると人間の視界はもっと広いが、無意識に行える程度の集中力で脳が認識できる対象物の範囲というのが近いかもしれない)
ちなみに、日陰になったとたんに猫達は消えてしまった。

私も寒いので夕焼けだんだんでコロッケ食べ、食後のコーヒーを飲んでいると後ろを猫が通りがかった。
どうやら日差しを求めて人間にモフられるの覚悟で出てきたようだが…早速大勢の人に撫でられモフられていた。
嵐が過ぎ去った後にファインダーを覗かないワンハンドシャッターでAF撮影したが、偶然にも普通に写っていた。
明るい場所では本当に普通に動くんだな、D200は。
余談だが、この猫は静電気すごかった…

人・猫が多すぎて谷中銀座ではROKKORマウントアダプタを使えず、帰る途中にあった神社で試写になった。
これは比較として撮影したNikon AiAF NIKKOR 28mm/F2.8Dの画像。
いつもの建物が普通に画面中央に位置してる。
これを50mm×1.2倍のマウントアダプタを介してAPS-Cの1.5倍換算にした90mm相当だとどのように写るかというと…

こうなった。
個人ブログなどでKIPONの補正レンズは程々の性能だが、強い光があるとフレアっぽくなるが、夕焼けなど光が弱い時は普通に写るという情報があったので予想通りだった。
マクロレンズとは言え昭和の時代の古い設計、絞り開放(F3.5)では中央部の合焦は程々だとしても、周辺部は補正レンズも入っていることもあって少々眠たい感じになった。(微妙に手振れしている気もする)

90mm相当の画角になるのでポートレイトなどが最高に良い使い方になるのだが、モデルなどいる訳でもなく神社の中の狛犬さんにモデルしてもらった。
動かない・ギャラ無し・文句言わないのメリットがあるが、こちらの要望に応えてポーズを変えてくれないのがデメリットだ。(ギャラは本殿へのお賽銭?)
これはISO100/F5.6にて撮影したが、あまり奇麗なボケになってくれてない。
このあたりはKIPONの補正レンズの影響なのか、それともマクロレンズそのものの味付けなのか不明だ。
個人的には90mmという画角は過去に馴染みが薄かったので使いこなしができていないのが本音。
やはり今まで多くのシャッターを切ったであろう35-75mm程度までが扱える範囲なのだと痛感。
レンズ向ける前に脳内イメージが全くできなかった(悲
(これができないとカメラを手にする以前の話になってしまう…私の場合は、まず目で見て、それからイメージしてカメラを手にする流れなんで…)

参考までにKIPONアダプタを使って強い光の場所を移すとどうなったかの例。
レンズはTELE ROKKOR 100mm/F2.5、補正レンズで1.2倍された120mm相当をAPS-Cの画角に絞った180mm相当の画。
歩いている途中に何気なくシャッターを切ったうちの1枚だが、他のは手ぶれがあって使い物にならず…
この画像を見る限りでは、左横から差し込んでいる日差しの部分はD200にしては派手な色になってしまい、フレアっぽい感じも受ける。
また、周辺部の画像の流れも気になるので、これを「味」として受け止められるかどうかだろうな。
個人的には「あり」。
最高画質とか求める高尚な人間ではないので、トイカメラ的な楽しみがあってもいいかなと思う。
絞り込み測光は最初のカメラだったミランダでスクリューマウントの135mmレンズが付属してたこともあって未経験ではないから何とかなるかもしれない。(当時は開放測光があたりまえだと思っていたので軽くカルチャーショックだった)
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