バイクにのる人
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GPZ900R不調
先々週からGPZ900Rの調子が悪い。
信号待ちなど停止した状態から普段通りに発進すると低回転域の点火が鈍く、最悪の場合は交差点を曲がっている最中にエンジンがストールして停止してしまう。(エンストゴケしやすい状態)
アイドリング時の回転も400〜600rpmもフラつくことがあるが、走り出して3000rpm以上をキープすれば全く問題なく走ることが出来てしまう。
この事象は今まで「たま〜に」出ていたが、エアクリーナを外してキャブ吸入口から噴霧させたキャブクリーナーを吸い込ませて急場凌ぎながらも対応できていた。
しかし、今回に限ってはキャブクリーナー対応が効かず、事象に変化が見られない。
素人見解ではバキュームバルブの動作不良、キャブレタのスロージェットの詰まりが真っ先に考えられる。
残りはシリンダ内圧の低下、もしくはバルブタイミングの大きなズレ(またはバルブシートの摩耗による圧の低下)だが、10万キロ走って内圧が下がっていないシリンダはあり得ないが、その場合は徐々に悪化すると思われるので、急に症状が出た今回の事象とは関係が少ないと思われた。

ということで最も手軽に交換できるパーツ、キャブレタのバキュームバルブを新調した。
1個でも程々のお値段なのに、交換するにはシリンダの数だけキャブが付いちゃっているので4個…結構な出費だった。
真っ先にバキュームバルブを取り寄せた理由はGPZ900Rの純正キャブはこのバキュームバルブのサイドのフィンが摩耗して負圧に反応したバルブ開度を保てなくなることが多く、定番の不具合として有名だ。
低回転域のみで発生している今回の不具合の場合、このバキュームバルブのサイドのフィンが摩耗して負圧が低い場合に細かい動きが出来ていないのでは?と考えた。

GPZ900Rの場合、バキュームバルブだけの交換であればキャブレタを外さずに、キャブトップのカバーを外すだけで交換が出来てしまう。
今まで使用していたバキュームバルブは予想通りバルブサイドのフィンの下側が摩耗していたが、想像より摩耗の度合いが少なく「10万キロ走ってこの程度なのか?」と思ってしまった。
どのみち一定期間で交換しなければならないパーツを12年10万キロそのままにしていたので作業を止める理由はなく、4つのキャブのバキュームバルブを交換した。

また、気温も上がってきていたので以前から放置していたイグニッションOFF時に冷却ファンが動かない問題も調査した。
これは2月頃に気がついたのだが、思えば去年の夏は水温系がHに近づいていてもイグニッションキーがOFFの時に冷却ファンが回っていなかった。
一時期、意図的にこの配線を切り離していたこともあったが、去年に関しては配線を戻していたのでラジエタ内の水温が86℃以上であればファンスイッチが導通状態になっているのだが…
ということでサーモスイッチに伸びているハーネスのコネクタにコードを突っ込み、フレームと電気的に接続してやるとファンが回転したので配線は生きているようだ。
ということはサーモスイッチから先に問題があるということで、エンジンをアイドリングさせながら水温が上昇させてサーモスイッチが導通するのか確認しようとするが、その前に原因が判明した。
水温が上がるまで時間がかかるのでハーネスからの配線の延長をサーモスイッチの外側(導通した場合の受け側)に接触させてみたがファンが回転しない。
仕組み上、ここはフレームと導通していなければならないはずだが、テスターで導通チェックをするも抵抗値は無限大…つまり導通していないという結果になった。
フレームとの導通の確認をしている間にファンが回転しだしたので、キャブ側に設置されている117℃サーモスイッチが導通状態になったようなのでイグニッションキーをOFFにしてエンジンを停止させ、テスターでサーモスイッチの動作を確認すると予想通り導通している状態だった。
サーモスイッチの配線を元に戻すがファンは回らず、そのサーモスイッチの外側(GND側)の金属面とフレームに接地している他の金属部分をコードで接続するとラジエタファンが回転しだした。
ファンが回転しなかった原因はラジエタのアースが取れていなかったことのようだが、車検時のノーマルマフラー戻しの作業のどこかでGND接地の配線をし忘れているのだろう。
今回は仮設の配線を1本引いてラジエタのアースをとることで対応とした。

また、部品発注のついでにステップのラバーも新調した。
10万キロ走ったステップラバーはかなりすり減っていて、足を踏ん張る前方のみ大きく摩耗した状態だった。
値段的にも負担にならない数字だったので気分一新とまではいかないが、交換しておきたいパーツだった。

低回転域での不具合が解消されたか自宅近くを走って確認したが、完全には解消されていなかった。
エンストゴケになるような酷い点火不良はなくなったが、アイドリングの不安定さと発進時のトルクの無さは未だ感じるレベルで存在し、キャブの完全な洗浄が必要か、はたまたシリンダ周りのオーバーホールが必要か判断できない。
最後の足掻きとしてバキュームバルブを外してキャブ内部へキャブレタクリーナーを噴霧し、プラグを新品に交換してみたところ劇的ではないが発進時のストールは発生しなくなった。
しばらく様子を見るとしよう。
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