バイクにのる人
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GPZ900Rの不調解決
日曜の朝に親戚の不幸があった関係で12日から家を留守にしていたが、15日の昼に戻ると発注していた部品が届いていた。
イグニッションコイル(左右)、土曜日の整備で右側コイルの2次コイルに断線と思われる診断が出ていたので整備後に発注をかけていたものだ。
片方が不良となったからには残る片方もいつ断線するかわからず、走行していても気分が悪いのと、こういったパーツは出来る時に交換して故障の未然防止策を取るのが良いので安くはないが左右のコイルを発注した。
届いたイグニッションコイルを見るとプラグコード付きなので「カワサキも太っ腹だなー」と思っていたらコードの根元が既存のイグニッションコイルと異なり一体化してプラグコードが今までのように簡単に交換できなくなっていたのだ。
走行5万キロあたりでプラグコードが熱劣化なのかカチカチに固くなり、内部も脆くなっていたので現在のNGKコードに交換した経緯があることから一体化コードだと将来不安に思う一方、この車体であと5万キロ走るのか不透明なことから気にしない事にした。
ヤフオクでプラグコードが交換できる中古のコイルを入手しておくか…

イグニッションコイルの交換は10分かからず完了。
プラグコードから先は今までのパーツを流用したので部分的に赤いゴムパーツが残るが、抵抗値の計測でも異常は見受けられないので問題はないだろう。
時間と体力と気力に余裕があればエアクリナーダクトやアクセルワイヤーなども交換したかったが、疲れが残っていたのでイグニッションコイルだけ交換してタンクをセットした。
エンジンを始動させて数分間アイドリングさせるが、以前の様なアフターファイヤーは確認されない。
アクセルを軽くあおるとバラついた排気音が耳につくが不調の頃の様な重たい反応は感じられなかった。
最終確認に近所を10分ほど走行したが、2000rpmからアクセルを乱暴に開けてもシャクりは発生せず、ミスファイヤせずに加速する…とりあえず普通に走る事が出来る状態にまで戻ったと判断して良い結果だった。

ガレージに戻りプラグの電極を確認するが焼け方におかしな点も無く、1500rpmあたりのバラ付きはキャブのパイロットスクリューの調整で追い込む領域と割り切ってパス。
キャブへのエアクリーナーダクトが硬化して僅かだが2番・3番キャブが2次吸気を吸い込んでいるのとアクセルワイヤーの戻り側が一部間借り癖がついて動きが渋いので週末に交換をして作業を終えるつもりだ。
あとはタペット音がかなり耳についたのでオイル交換とタペット調整も時間があればやっておくのが良策だろう。

今回の不具合を整理すると、最初の異変は3月中旬。
横浜市内を走行中に信号待ちからいつも通り発進したのにエンスト、それまで普通に発進できていたのでイグニッションコイルの断線の開始タイミングはここのはず。(エンスト後は3000〜4000rpmまで引っ張って半クラ発進していた)
最初はプラグが劣化したのかと思って新品に交換したが、一瞬だけ調子が戻ったと思うが徐々に調子が悪くなっていった。
ここまではアイドリング中にアフターファイヤーが発生していなかったが、GW連休中にキャブを洗浄してからアイドリング中のアフターファイヤーが謙虚になった。
これはパイロットジェットなどが詰まりかけていたのを本来の詰まっていない状態に戻したのでシリンダに送る混合気が増え、弱々しい火花では着火できなかった混合気が排気ポートからマフラーへ送られてアフターファイヤーを起こしていたと推測できる。
イグニッションコイルの断線は2番・3番シリンダ担当の右側コイルだったが、これが機能していたのは2次コイルのほぼ中間あたりで断線して誘電率は下がるが2番・3番シリンダ側ともに巻数が半分の状態で誘電した電力をプラグに伝えていたのではと思える。
もちろん、巻数が少ないので誘導電力は半分以下になり、弱々しい火花となっていたので低回転域では点火に失敗し、高回転時はシリンダ内の熱量も若干増えているのと圧縮の速度が速いので偶然にも着火していたのではと思われる。
ここでミスファイヤしていたならば5000rpm以上の回転域でも絶対的にトルク不足を感じていたはずだが、平湯へ向かった高速では4000〜7000rpmは今までの感覚で運転できていたので着火していたのだろう。(調子悪いのは承知の上で走っていたので7000rpm以上は使用していない)
さっさとイグニッションコイルの抵抗値を測っておけば一発で解決できたはずだが、回り道をしたおかげでキャブレタの1番シリンダ担当のメンインジェットの目詰まりを解消できたので禍転じて福となす…か。(10万km走ってキャブレタ清掃無しというのが大問題なんだがw)
コメント
この記事へのコメント
いやはや、課題解決、おめでとうございます。
比較的短期間でトラブルシュートを終えてちゃんと直し切るところが流石ですね。

しかし走行距離が嵩むと色々とありますね。うちのも電装品やシール類などが
過走行と経年劣化や熱害で色々と交換時期に突入している雰囲気です。
あと、50000km乗るか不透明とのことですが、素生のしっかりしている
GPZ900Rは絶対に手放さない方が良いような気がします。
2013/05/16(木) 01:44:52 | URL | 乙尺400海苔 #zp5fqWQk[ 編集]
>乙尺氏
コメントありがとうございます。
単純な電気系のトラブルだったので比較的短時間で解決できました、正直ホッとしています。
当初はお世話になっているバイク屋に全部お願いしようと思って相談しに行ったらGW特需で大盛況…ということで列の後方で順番待ちの様相だったので自分で手を付けちゃいました。
これで迷宮入りになったらバイク屋にとって一番嫌な状況でしたね…(素人がいじくりまわした車体を直すという素性不明どころか怪しさ一杯なスタート地点)

素性が明確な車体はトラブル発生時に重要な要素となるので確かに貴重です。
RZ250のようにアチコチ手を入れた車体にまでなると別の意味での安心感(自分がどこで手を抜いているのかイメージしやすいw)があるので、GPZ900Rもそこまで手を入れられれば5万キロ越えも可能でしょう。
ですが、今から5万キロ走る頃には決定的な故障(乗換え前提レベル)が発生するかな…なんて思っています。
その時に乗り換えたいと思う車両が発売されていれば…(知り合いにGSX1100S刀を3台乗り継いで4台目にいきそうな人も居ますが)
2013/05/16(木) 14:33:28 | URL | 堀川@Ninja糊 #EpMFb19M[ 編集]
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