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Newデジカメ
少し前に遡る話になるが今年の春にNewデジカメを調達していた。
Nikon COOLPIX S1200pj、既に生産が完了して店頭にも在庫が無いコンパクトデジカメだが今まで一般的に言われる「薄くて適度にズームできるコンパクトデジカメ」というのは持っていなかった。
初めて購入したデジカメはSonyのCyber-shot DSC-F1。
2台目もCyber-shot F55Kを使い、3台目から暫くNikon COOLPIXシリーズを使い続けていたがPanasonic LX-3を使うようになってからはデジタルメモ的にCyber-shot U30を使う程度で、S1200pjを入手するまでコンデジと呼べるのはCOOLPIX P60のみ、それも単三電池が使えてマニュアル露出が使えるというだけの理由で残していただけだ。(マニュアル露出はLX-3の入手でメリットがスポイルされてしまい、D40/D700で完全に意味をなさなくなっていた)

そんな状態で生産完了から時間も経ったS1200pjに着目した理由は型番の最後にある2文字のアルファベット「pj」にある、おそらく今後も出てくることは無いだろう「プロジェクタ」内蔵のコンデジだったからだ。
プロジェクタと言っても簡易型、一般的なコンパクトプロジェクタと比べたらオモチャ的な性能しか持っていないが、それでも部屋を暗くして撮影画像を投影するには十分なスペックだった。
初代のS1000pjからS1100pjを経て、S1200pjで明るさもアップしたことで購入するなら迷わずシリーズ最終型のS1200pjしかないと展示品流れの格安品を入手。
入手してから薄型リチウムイオン電池のコンデジは初ということに気がついた。

入手の理由はプロジェクタだけではなく、カメラとして価値があると判断したのもある、
最大の理由はインナーズーム・フォーカス式の構造、電源をONにするとレンズを保護しているシャッターが連動して開くが、一般的な沈胴式レンズのようにレンズ部分が繰り出す動作を待つ必要はない。
フォーか寝具の動作も内部のみで行われるので鏡胴が回転しないのでレンズ内部に埃が入り込む可能性が著しく低くなる。
とは言え良いばかりではなく、レンズの構造に無理をさせているので周辺画像の色ズレや流れは繰り出し式のレンズより派手に出てしまうだろう。
それでもスペックは35mm版換算で28〜140mm相当の5倍ズームに加えてデジタルズームで600mm相当まで引き上げが可能という、ツーリングなどで手軽に持ち出す1台としては十分だ。
腐っても枯れてもニッコールコーティング技術の出涸らしの恩恵がある…はず。

S1200pjから外れた標準添付品に赤外線リモコンがある。
ニコンダイレクトショップで入手可能だが、これは絶対に入手しておいたほうが良い品だ。
理由はS1200pjだけ赤外線のコマンドが特殊っぽいことにある。
D40などは携帯電話アプリのマルチリモコンでシャッターコントロールができたりするが、S1200pjなど一部の機種のみ各種メーカーのコマンドを与えても全く反応が無くコントロール出来ない。
このリモコンがあるとプロジェクタ機能で撮影画像を投影している時に表示画像のコントロールが可能だ。
しかもカメラ機能利用時もリモコンによるシャッターレリーズが可能なので便利な事この上ない。
コマンドが一部のカメラだけの専用ということであれば、販売が終了した瞬間にWebのネットショップ含め、流通在庫から消えてしまい入手不可能になる。
値段も高くないので後悔先に立たずの前にセット購入するのが得策だろう。

レンズがIF式だと書いたが、デメリットの一例がこれ。
5月の平湯で撮影した画像だが、電源投入直後は最大広角側の28mmにセットされるので何も考えずにシャッターを切ると28mm相当の画角で撮影されるが画面四隅の光量の落ち込み、周辺減光が極端にわかりやすいと言える。
また、建物などを撮影すると両端が大きく歪むのだが、28mm相当の画角として考えても湾曲は惨い部類だ。
広角側は極度な樽型、望遠側は糸巻き型に歪むのがすぐにわかる。
まぁ、コンデジに色々求めてはアレなので、手軽に撮影できる便利道具と割り切って使うのが精神衛生上は良い。

ワイ端の28mm相当が書くで撮影した風景。
周辺減光が目立つが、手前の緑などは奇麗に再現できている。
遠くに見える富士山など、淡い空の色はコンデジは苦手とする部類なので色再現がおかしいのは妥協するしかない。
EV値だけ-0.7しているが、あとは全てカメラ側におまかせしている。
たまにワイ端に24mmの画角が欲しいと思う事もあるが、LX-3のように電源OFF前のズーム位置を覚えてくれる仕様になっていないと逆に使いにくくなるので電源投入直後はワイ端固定のモデルであれば28mmあたりがベストな数字なのかもしれない。

光学ズームのテレ端である140mm相当の画角で上の風景を撮影。
右下の木の枝にはパープルフリンジが目立っているが、惨いレベルではなくコンデジであれば普通に見られるレベルなので気にはならないだろう。
富士山も色飛びすることなく撮影できているのでコンデジとしては十分良いレベルに仕上がっている。
ただ、これは画像加工ソフトでコントラストなど調整はかけた後の画像、元の画像は全体的に眠たい靄がかかったような画像なので撮影→コンビニでダイレクトに印刷という芸当は難しい。
これはS1200pjに限らず、大抵のコンデジで遠方の山を撮影すると同じ結果になるので機種固有のデメリットではない。


デジタルズームで最大拡大した状態。
600mm相当のズーム効果とのことだが、流石に画像は荒れてしまっている。
それでも光学ズームのテレ端画像を拡大するよりも良く映っているので、単に元画像をカットしただけではなく、もう一仕事しているようだ。
奇麗な画像を映すというよりは、ともかく記録しておきたいという場合に有効だろう。
5月の平湯では降雪後の平湯スキー場を歩く人を確認するのにデジタルズームを活用しているが、メリットは十分にあった。

購入時に無視していた機能に手ぶれ補正機能がある。
S1200pjは静止画撮影時にはレンズシフト方式と電子式の併用で手ぶれ補正を行うが、背面液晶のプレビュー画面を見ても補正がかかったことが確認できるほど実用的なレベルだった。
これは飲み会の帰りに酔っぱらいながら撮影した東京駅。
もちろん手持ち、撮影モードはすべておまかせ(フラッシュのみ禁止にした程度)だが、EXIFを見るとシャッター速度は1秒になっているので手ぶれ補正無しならばブレブレの画像になっていた筈だが、少しだけブレたような画像に収まっている。
これだけ撮影できれば十分だろう。

合焦アルゴリズムも十分実用的というか今風の仕上がりだった。
動く猫を撮影したが画面中央の胴体になどにピンが来ず、顔にきている。
特に何も考えずにシャッターを切っていたのでメーカーが想定する一般的な使い方になるのだろう、風景よりも人物・動物などの動体向けが得意な感じを受けた。

と、色々理由をつけて書き綴ったがS1200pjは一世代(場合によっては二世代)前のコンデジに簡易プロジェクタを合体させた複合商品と見るのが妥当の筈。
もっと小型でもっと高倍率、でも撮影画像は奇麗という機種は他にたくさん存在するだろうし、これからも出てくるだろう。
単にプロジェクタ内蔵のキワモノ製品に飛びついただけなので、あとは使うだけだ。
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