バイクにのる人
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LX7のオートレンズキャップとフィルタについて
LX3からLX7に乗り換えて約二ヶ月、現在はLX3の時と同様にオートレンズキャップを利用しているが、この状態に至る過程で幾つかのオートレンズキャップと格安フィルタを購入して相性などを試していた。
結果的にLX3を使用していた時と同様にRICOHのオートレンズキャップ LC-1を使い、レンズ面を保護する為に薄枠タイプのガードフィルタを常に装着している。
ガードフィルタが光を乱反射するとか余計なガラスを挟みたくないという意見もあるようだが、私の場合は単なるコンデジとしてレンズ面の傷を気にせず気楽に使いたい。
また、LX3は5年間使い続けた実績もあるのでLX7も同様に長期間使うことが考えられ、オートレンズキャップも羽根の間に隙間があり埃や思わぬ傷が想定されるので念のために保護フィルタを装備しておくことにした。(LX7はLX3/5と違ってレンズ先端部にフィルタが装着できるようになったことも大きな理由だ)

LX7購入後にオートレンズキャップのLC-1を装着するまでは2014/02/12の記事「LUMIX LX7にLC-1を装着」で書いているが、この時は"たまたま"LC-1との組み合わせで問題の無い薄枠タイプのフィルタを購入していたに過ぎなかった。
その後、訳合って2枚のフィルタを購入したが、いずれもネットで入手した実売500円前後の製品だ。
・GREEN.L UV-Slim MC 37mm
・Mr.Camera TH-UV37
・Fotobe stway MC UV 37mm
入手先はネットオークションからだが、GREEN.LとFotobe stwayは同じ出品者から購入し、Mr.Cameraは互換品バッテリーで有名なROWAジャパンからの入手となった。
国内のフィルタ大手メーカーの製品だと3,000円ほどするので失敗しても気にならない価格のなのが嬉しい。
1枚はドイツ製だが、他の2枚は中国製だ。

それぞれのフィルタの厚みを比較する為に並べてみた。
画像の一番左に見えるのはPENTAX Q用に購入してあった国内大手のフィルタメーカー(某Kenko)の40.5mm MCガードフィルタだ。
LX7は37mm口径のフィルタを使用するが、口径の違いによる大きな差は無いと思われるので参考としている。

枠の厚みが最も多いのはKenko製のフィルタだ。
逆に最も少ないのは色がちょっとアレなFotobe stway。
GREEN.LとMr.Cameraは厚み的には中間の立ち位置となるが、並べてみた場合にMr.Cameraが薄く思えるが装着時にレンズから飛び出る部分はGREEN.Lが少ない。
理由はネジ溝部分の厚みがMr.CameraはGREEN.Lよりも少しだけ少ないから。
レンズから飛び出る部分の厚みをノギスで計測するとMr.Cameraが0.5mmほど厚い。
レンズ装着時に飛び出る部分の枠の厚みで並べると下記の通り。

(厚) Kenko > Mr.Camera > GREEN.L > Fotobe stway (薄)

※トダ精工のスーパースリムプロテクタが飛出し3mm程度の枠を採用していないか調べたが、残念ながら37mmなどの小口径フィルタはカタログに存在しなかった。(残念)

LX7のレンズ先端部にフィルタアダプタとガードフィルタを装着し、LC-1を組み合わせた場合の格納時の様子はこんな感じになる。
画像は色がついているのでわかりやすいからと撮影用に装着したFotobe stwayの赤いフィルタだが、オートレンズキャップの羽根とのギャップは4~5mmほどあるようだ。
この余裕ならKenkoやHAKUBAのフィルタも装着できそうな気がするが、実際には羽根の裏に配置されているスプリングワイヤーやワイヤーを固定する為のリブなどでスペースを使っているので1~2mm程度しか残っていない。
LX7購入を検討していた頃にネットで情報を集めていたら個人のblogで国産メーカーのフィルタは枠の厚みがありすぎてオートレンズキャップが閉じないという情報もあったのでガードフィルタを装着するなら薄枠タイプが必要ということまでは理解していた。

これはLC-1にMr.Camera TH-UV37を組み合わせた場合のクローズ時の様子。
画像右奥の羽根が1枚だけ浮いてしまっていて、完全に閉じていない。
GREEN.L UV-Slim MC 37mmを装着した場合は羽根が浮くこと無く3枚とも閉じているのでレンズから飛び出た分の枠の厚み0.5mmの差が響いた例だろう。
このMr.Camera TH-UV37も「薄枠タイプ」として出品されていた品だが、オートレンズキャップと組み合わせを前提とした製品ではないので現物合わせをして初めてわかるのだろう。
また、Mr.Camera TH-UV37で羽根が浮いてしまうのことから、KenkoやHAKUBAなどの国産メーカー製のフィルタであれば枠の厚みは4mmから5mmになるので確実に収まりきらず、羽根が相当な角度で開いたままとなるはずだ。
GREEN.LのSlim-UV MC 37mmはネットオークションで"たまたま"目についた安い薄枠タイプというだけで事前に情報があった訳でもなく単に運が良かっただけのようだ。
Mr.Camera TH-UV37+LC-1もフィルタ枠が僅かに羽根を持ち上げているだけのようなので、接触箇所だけを少し削れば問題なく使えると思える。

ちなみに、ネットで入手した中国製のフィルタは届いた時点でフィルタが薄く曇った汚れが付着し、レンズへの装着前に無水エタノールとシルボン紙でクリーニングしなければならないケースに数件だが遭遇している。
Kenko/HAKUBA/marumi/トダ精工と国産メーカーのフィルタを過去に購入した限りでは入手時からフィルタが汚れている事に一度も遭遇していないので、単に価格が安いからとネットの格安品を選ぶのはトラブルの元になるかもしれないので注意が必要だ。
そのかわり「汚れていたら拭けばいい」「壊れていたら返品交渉すればいい」と割り切れる人なら十分な価値があるだろう。(性能については私では語ることができないので割愛)
参考までに入手価格はGREEN.Lが598円(送料無料)、Mr.Cameraが480円(送料210円)だったので、GREEN.Lが安かったという結果だ。

次にオートレンズキャップだが、LX7を購入する時、売り場には専用のオートレンズキャップとしてJJC ALC-LX7Bが置いてあった。
ネット通販でも入手しやすい製品なので最も手軽と言えるがJJC ALC-LX7Bに最も薄枠であるFotobe stway MC UV 37mmを装着させた状態がコレだ、3枚の羽根がしっかり浮いてしまい閉じきることは無い。
ガードフィルタを外すと3枚の羽根は完全に閉じるのでフィルタアダプタを装着した状態までがストック状態の対応範囲のようだ。

羽根が浮いてしまう理由はLC-1(左)とALC-LX7B(右)を並べて裏面を比較すると理解できる。
羽根の裏のリブがALC-LX7Bは大きく弧を描く形状となっており、これがフィルタ枠に触れてしまっているようだ。
対してLC-1はリブ部分はワイヤーを固定するだけとなっており、スペースを取らない形状となっている。
想像になるが、ALC-LX7Bのリブがこのような形状になっているのは全モデルのLX5/LX3用の金型を流用しているからではないだろうか。
LX5は手にしたことがないので不明だが、LX3ではレンズの全長が短くオートレンズキャップの羽根がレンズに覆いかぶさってしまい「ケラれ」を発生させてしまっていた。
ケラれを回避する為には羽根をレンズから離す必要があり、羽根の裏にスペーサーの役目を果たすものとして弧を描くリブが設置されているが、このリブの分だけレンズ(フィルタ)面とオートレンズキャップの羽根の間に余裕が必要だった。
ところがLX7ではレンズの全長が長くなっており、どの焦点距離でもレンズ先端部が羽根に邪魔されることが無いので羽根裏リブの弧を描く形状は不要のものになっている。(実際に動きをみると羽根裏のリブが意味を成していないことが確認できる)
JJC ALC-LX7Bはフィルタアダプタのみを装着した状態なら問題なく使えるが、ガードフィルタも常に装着しようと考えている人は羽根裏のリブの加工が必要だろう。(リブの加工で問題が解決できるかは、やってみないとわからない)

また、フィルタを購入するついでに格安なオートレンズキャップがあったので遊びで入手してみた。
SHOOT Automatic Lens Cap (for Panasonic LX7)だ。
JJC製のオートレンズキャップのコピー品か類似品と想像していたが、まず届いたパッケージの裏面に記載されている日本語に絶句してしまった。

「それが開き、レンズ伸ばし、背面描画との同期が自動的に閉じます。」
「トラブルを失うことなく、レンズを保護し、それが大幅に節約...」

英文を直訳したようだが、「トラブルを失うことなく」は嫌だなぁ…失って欲しい。
この文章で思い出したのは山梨県の昇仙峡で10年以上前に見た看板「ここから滝まで歩いて絶景」、似たようなセンスだと思う。

そして肝心の装着時の様子だが、SHOOT Automatic Lens Cap も結果はJJC ALC-LX7Bと同じくどのガードフィルタを装着しても羽根が浮いてしまった。
3枚の羽根のカットの仕方はLC-1のように直線だが口径はJJC ALC-LX7Bとほぼ同じ。
羽根裏のリブ形状もALC-LX7Bよりも高さは無いものの弧を描くリブ形状となっていたので、ALC-LX7Bと同じ理由でフィルタ枠に接触してしまう構造となっているようだ。
よって、ガードフィルタを常に装着したいのであればリブを削ってフィルタ枠との接触箇所を無くす為の加工が必要だと思われる。
この製品の入手価格は700円ほど、JJC ALC-LX7Bの流通価格が1300~1800円程なので加工前提に失敗しても良いと考えられなくもない価格帯だが、個人的に一つだけ大きな問題があるのが判明した。

それは装着時に羽根のヒンジ部分が画像の通り斜め位置で固定されてしまうことだ。
LC-1/ALC-LX7Bともに3か所あるヒンジの1つが真下に位置し、見た目的にもバランスが取れたようになってくれるが、SHOOT Automatic Lens Capはどうやっても画像のような落ち着かない固定位置になってしまう。
LX5やLX3であればレンズアダプタを装着するネジ溝に樹脂を噛ませるだけなので位置は自由に選べるのだろうが、LX7は爪にロックする構造になっているので位置が固定されてしまう。
オートレンズキャップを回転させて羽根のヒンジ部分が真下に来る位置がないか探したが、どれも画像のような落ち着かない位置でしか固定できなかった。

更にこのオートレンズキャップはもう一つダメな点があった。
ネット情報では初期のALC-LX7にもあったようだが、オートレンズキャップを装着した時にレンズの根元側を圧迫してしまい、根元にある絞りリングが圧迫されて動きが渋くなるというものだ。
板ヤスリなどでオートレンズキャップの根元部分の絞りリングに干渉している部分を削ることで回避できると思うが、そこまでしなければ普通に使えないというのも寂しい話だ。
LC-1/LC-2の場合は絞りリングより内側に装着する小さいサイズなので構造的に干渉することはない。

オートレンズキャップの情報をまとめると下記の通りになる。

【JJC ALC-LX7B】
入手は容易、加工不要で装着できる
フィルタアダプタ装着のみではレンズ格納時に羽根は浮かない
フィルタを装着したままレンズ格納すると羽根が浮く
初期の製品では絞りリングの動きが渋くなる報告があった
レンズの外径より大きいので速写ケースなどではケースのレンズ部分にALC-LX7Bが収納できない事がある

【RICOH LC-1】
入手は容易、LX7への装着にはLC-1側に1か所の加工が必要
フィルタアダプタ装着のみではレンズ格納時に羽根は浮かない
フィルタを常に装着する場合はレンズより飛び出る枠が3mm以上だと羽根が浮いてしまう
絞りリングよりも外径が小さいので絞りリングへの影響は無い

【RICOH LC-2】
入手は難しい、LX7への装着ではLC-2側に加工が必要
フィルタアダプタ装着のみではレンズ格納時に羽根は浮かない
フィルタを装着してもレンズ格納時に羽根は浮かない
(LC-1より高さがあるのでフィルタ枠の厚みに余裕がありそう:サイズ未確認)
絞りリングよりも外径が小さいので絞りリングへの影響は無い


LX7も過去の事例からすればモデル末期、今更フィルタ情報をまとめて意味は無いのかもしれない。
今年は新モデルが発表されるのか…それとも発表は無しとなるのか…。
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