バイクにのる人
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平湯キャンプ場2014/04
飛び石連休とも言われている2014年のゴールデンウィーク。
今年も世間より一足早く都内を脱出し、向かうは奥飛騨は平湯。
平日ということもあり早朝からの出発は不要、9時頃に自宅からゆっくりと出発した。
事前に天候をチェックしたが数日先までは自宅と平湯の間の天候は持つ見込み。
しかも、今年は寒気団が居座っていないので去年のようにこんな状態にならずに済む。
去年の場合はキャンプ場の前の道路もこんな状態だったりして、ある意味「楽しめた」年だった。

当初は甲府昭和まで高速を使い、そこから先は国道20号で塩尻まで…と考えていたが、早々に現地へ到着してゆっくり過ごすことにして塩尻まで一気に高速で走り切る。
途中、八ヶ岳PAで小休憩したが、残雪を冠した八ヶ岳が非常に綺麗だった。
塩尻からは国道20号→19号→サラダ街道とつなぎ、波田から国道158号線に出て平湯まで向かうが、途中のアルプスの郷で昼食にした。
ざる蕎麦大盛りが定番のメニューの場所だ。
蕎麦も水も山葵も美味しい、そして安い。(大盛りで750円)
腹を満たした後は2つのダムを横目に山道をのんびり走るだけ、平日ということありすれ違う観光バス無く閑散とした道を走り平湯へ到着した。

キャンプ場の場内は例年通り残雪が残るものの、日当りの良い場所は地面も乾燥したコンディションの良い年だった。
とは言いつつ、外気温は日中は20度近くまで上昇するが、夜は5度以下になる。
去年もこの状態から一晩で積雪30cmクラスまで行くので油断は禁物の場所でもある。
幸いにも今年の天候は急激に雨雲が発達しても雪にならずに雨で済みそうだし、仮に降っても去年と同じ装備なので対応可能だ。
サイト内を見渡すと私の他には2名がいるのみ。
しかもサイトの下段(つまり私が設営した場所あたり)は水道管が凍ったままのようで水場が使えない。
水が無い状況は慣れているのと、むしろ他のキャンパーと集中しないで済む。
他の二人はサイト中段に設営しているので今晩は貸し切りに近い雰囲気を楽しめる。

平湯峠の山に太陽が隠れ、夕闇が訪れる直前に温泉街へ晩飯と風呂に出かける。
いつも通り徒歩で向かうが、平湯IC前の交差点から見える温度計は8度を示していた。
平日、しかも連休前ということで去年同様にターミナル前周辺は閑散としていた。
遠くに見える北アルプスの槍ヶ岳は冬の白化粧を纏ったまま夕闇に沈もうとしていた。

今年もテーマは「何も無いのを楽しむ」ということで晩飯は手軽に温泉街の「食事処よしもと」済ます。
客は他に一人だけ、それも地元の人のようだ。
いつもの天ぷら蕎麦(温)を頼むが、消費税が8%になっても値段は変わらず1100円だった。
店員の微妙な愛想の無さも変わらず、ある意味安心する。

腹を満たした後は温泉。
ひらゆの森も去年同様に内湯に3名、外湯に2名ほどと広い露天風呂が貸し切り気分で楽しめる。(これが紅葉の季節になると湯船に入る場所を探すほど混雑する)
風呂上がりに愉しむはやはりコレ。
今日は昼が蕎麦、夜も蕎麦ということで野菜成分が少ないと思い、枝豆で非力な抵抗を試みる。
ラウンジも私ともう1名のみ、静かに湯上がりを楽しめた。

テントに戻り炭火で暖をとりつつ焼酎を一献やっていたが、蕎麦だけでは腹持ちが悪かったのか小腹が減ってきてしまった。
翌日の食材と思って購入したベーコンを少し切り出して炭火で炙り、つまみにする。
気温5度、まだ日付は変わっていない。
サイトに居るであろう2名のテント付近は闇に隠れ、静寂が包み込んでいた。
空を見上げると北斗七星から伸びる春の大曲線が天頂に昇り、東の空には夏の星座が昇ろうとしていた。
国道を走る車もまばらで静かな夜をひっそり、静かに楽しんで日付が変わって暫くしてからシュラフに潜り込んだ。

翌日、目が覚めたのは朝の7時。
早朝の冷え込みが緩かったせいか就寝してから朝まで熟睡できた。
去年はこの時点で雪に囲まれてしまいアヒャヒャな状態だったが、今年は何もないので逆に暇を持て余す。(いや、暇でいいんだけど…なんか物足りないw)
平湯に通い始めて十数年、平湯大滝なるものがあると記憶にあったので徒歩で向かってみるが、国道から少し入った所でアスファルトのつまらない道に飽きてしまい、バイクで出直すことにして一旦引き返す。
バイクで出直すも、少し走った地点で「ここから先は有料です」の看板とゲートで萎えてしまい再び引き返す。
駐車料金でバイク300円…滝の保護というが一目見るだけなのに300円に価値観の違いを感じ、好意的だった平湯エリアの運営に初めて拒否感を持った。(そこまで保全に勤めるならビジターセンターを活用して、体系建てた保全活動にして欲し
い)
今まで平湯大滝の話題をバイク乗りから聞かない理由を少しだけわかった気がした。

この日は新平湯のACOOPへ買い出しに出向き、飛騨牛などいつもの食材を購入。
ひらゆの森へは夕食後に出かけたが、露天風呂の湯温が昨晩よりも低いことに気がつく。
更に外気も同じ時間にしては寒く感じ、冷え込みは昨日よりも強いことを実感。
キャンプ場へ戻る途中の平湯IC交差点の温度計を見ると4度を示していたが、体感上は数字以上の冷え込みを感じた。
昨晩とは違い、全ての水場が使えるようになったテントサイトは土曜日ということもあって程々にテントの数が増えていた。
しかし手持ちの温度計で3度を示す状況に殆どの人がテントの中に入り、灯りで浮かび上がるテントの影がサイト内を幻想的に彩る。
私も焚き火を少し楽しみ、日付が変わる前にシュラフへ潜り込んだ。

朝方4時頃、ふと目が覚めた。
お湯を沸かしてコーヒーを飲みつつ闇に包まれた静かな光景を愉しむ。
平湯峠を降りてくる1台のバイクの音が耳に響き始め、幾重ものカーブを曲がりながらキャンプ場前を急くように走り抜ける。
平湯IC前の交差点を左に曲がったのか富山へ抜ける国道41号線を移動するライトとテールランプの灯りがキャンプ場の樹々の隙間から見えたが、ウィンカーを戻していないのか黄色い光も点滅したまま走り去って行った。
余裕が無いのか、たまたま気がついていないだけなのか…道中の安全を願った。

翌日も連泊する予定だったが、天候を見ると28日は持ちそうなものの別件の用事があり撤収することにした。
ネットニュースで土曜日の各高速の渋滞は大したことないという記事もあり、それであれば日曜だが今日の高速も空いているはずだということで早朝出発はせず、のんびり撤収作業を開始した。
午前10時頃にキャンプ場を出発。
家族への土産などを買いに新平湯のACOOPへ立寄り、更に平湯温泉街の「つるや」にも立ち寄ってから帰途へ。
明後日からは雨の天候だが、この日の北アルプスは非常に良い天候だった。
恐らく一昨日/昨日よりも天候状態が良い朝なのではないだろうか?(そのかわり午後には急激に悪化しそうだが)
普段は混み合う松本までの道も良いペースで車が流れ、松本から乗った高速もガラガラ。
諏訪のSAで昼食を摂ったが、出発の直前に青い服を着た交通機動隊な人が来て安全運転のビラを配っていった、おつかれさまです。
中央道恒例の小仏トンネルの渋滞も無く八王子まで順調に走り抜け、夕方前に自宅へ到着した。

帰途途中の談合坂付近で追い越した1台の黒い車が居た。
やたら綺麗な車体にホイル、そして見慣れないアンテナ…すれ違い様に運転席に見えたのは青い長袖の福…あぁ、やっぱりね。
走行時の速度も違反速度ではなかったが、用心に越した事はないので走行車線の車列の間に挟まり黒い車が先行するのを待ってやり過ごす。
追い越し車線を走り続けている白い四輪の後ろを追尾していた黒い車は屋根に赤い回転灯を光らせ、後部の窓に嬉しくないメッセージを表示して白い車を連れ去って行った。
でもね、黒い車の後尾に設置された430MHz帯付近のアンテナと基台が一般の店で見かけない品なんで、無線やっている人には一発でバレちゃいますよ。(そうでもなくても独特のオーラを発しているのにw)

さて、親戚の家に向かう準備をするか…
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