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NIKKOR-H Auto 1:2 f=50mm
久々に丸いモノシリーズ。
NIKKOR-H Auto 1:2 f=50mm、1960年代に製造されたと思われる古いレンズを入手した。
ワンコイン、500円という破格値で…カビたレンズ&ヘリコイド固着、つまりジャンク品だ。
レンズ面のカビはかなり酷くイレギュラーだがカビキラー&ティッシュペーパーという禁断の組み合わせでレンズ表面を"削った"。(本来なら専用クリーナーにシルボン紙で優しく扱うべき箇所)
このままだと燃えないゴミとして捨てるか分解の練習台(入手の動機はこっち)にしかならない。
意外にそこそこの効果があり、レンズは強烈な逆光が無ければ遊ぶレベルならば十分に使えるまで回復した。
ヘリコイドの固着も禁断の手法、ZippoオイルとCRC556で無理矢理動かした。
どうやら長期間の放置でヘリコイドグリスが乾燥してしまったのが原因のようだ。
CRC556流し込み後に暫く放置し、またCRC556を流し込むやり方でなんとか動かすことが出来た。

カビキラーにZippoオイルとCRC556、すべて正常なレンズならば付着させてはいけないトップレベルの物質。
絞りの羽根部分を除き分解できるところまで作業し、レンズは無水エタノールで洗浄し、ヘリコイドの溝は不要な歯ブラシと爪楊枝でカスを取り除いてから無水エタノールで洗浄し、新しいヘリコイドグリスを塗り込んだ。(洗浄しておかないと後で浸食されたりして不具合の元になる)
幸いにもレンズのカビは前玉1枚に集中しており中玉・後玉は綺麗な状態、カビ跡が少々目立つが光学系はなんとかなりそうだ。
ヘリコイド分解時のマーキングを便りに組み付け、無限遠が出ていることを確認して乱暴なOH完了。
指標などの文字は無水エタノール&歯ブラシで軽く汚れを取るにとどめた。

OH後、暫くはAutoニッコールが問題なく使えるNikon D40で遊んでいたが、露出は完全に人間の感によるマニュアル操作なのと、画角が1.5倍換算になるのでフルサイズのD700で使いたくなりAi化の改造に踏み切った。
改造と言っても絞りリングのカメラボディ側を少し削るだけなのでマイクロリューターも使わず平ヤスり1本で事足りた。
が、D700に装着してみると何かが違う…レンズの絞りリングを回転させても何も変化がない…おかしいな…。
マウント部をよーく見ると絞り値を検出するセンサーの突起がレンズに触れてない、うん、これはAi化改造する意味が無い。
初期のAutoニッコールがそのような仕様なのかと手元に唯一残っているニコンの銀塩一眼レフ Nikon EMに装着してみると絞りリングとボディ側の絞り値センサーの突起はしっかり接触している。
どうやらD700が既存のAi対応ボディよりもセンサーの突起が外側になっているようだ。

なんとかして絞り値センサーの突起とレンズを連動させなければならないが接着剤は使いたくないし、何か良い素材は無いかと部屋を見渡すこと数分、無線機関係のアルミケースが視界に入る。
Autoニッコール時代は蟹爪と呼ばれる露出計へ連動させる為の爪があるが、Ai化されたボディでは不要。
この蟹爪を取り外し、残ったネジ穴へL字にカットしたアルミ板を装着してD700の絞り値センサーの爪へ届くようにした。(この状態でもEM/D40ともに干渉はしない)
Ai化されているAi NIKKOR 50mm/F1.8Sの絞りリングを見ると1mmほど外側に膨らんでいる、どうもこの1mmの差が大きかったようだ。

歪みも含めて完成されたAi NIKKOR 50mm/F1.8Sと比べてしまうとガウス式になった最初の50mmレンズであるNIKKOR Auto 50mm/F2.0は普通の写り具合としか言えない。
唯一、絞りの羽根枚数が6枚ということで光芒が綺麗な6角形ということだろう。(夜の水銀灯などでは見事に光芒の筋が広がってしまうデメリットもあるが、人によってはメリットにもなる)
最短撮影距離は60cmもとるし、絞りリングもボディ側に近すぎて操作性も良いとは言えない。
一昔前ならレトロフォーカス構成のNIKKOR Auto S 50mm/F2.0が1万程度で入手できたのだが、何故か中古価格が高沸してしまい気軽に入手できない。(絞り羽根9枚なんてのは個人的にどうでも良く、レトロフォーカスの甘い写りで遊んでみたかった)
モノコートレンズは抜けの良い写りをすると言われることがあるが、カビ跡が残る玉ではそれも期待できない。
しかも素人の自分が手を入れてしまったのでヤフオクへながす訳にも行かない。
誰か使う人がいたらあげちゃう程度の扱いかな?それまでは気が向いたらD700で遊ぶとしよう。
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