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NIKKOR-S Auto 1:2 f=5cm
ニコンが現在のFマウント用の標準レンズとして最初に製品化したレンズ、NIKKOR-S Auto 1:2 f=5cm を入手した。
5群7枚のレトロフォーカス構成、初期モデルでは絞り羽根が9枚だが入手したのは後期の6枚構成。
当時は9枚絞りは珍しく貴重だったが、現在のデジタル向けレンズでは7枚や9枚の円形絞りが主流になっているので無暗にこだわる必要はない。
このレンズ、9枚絞りの初期ものに対して一部では(本来の価値から考えて)途方もない値段を付けているバイヤーもいるが、6枚絞りになった途端に価値が無くなるのか入手した値段は漱石さん3名ちょい。
9枚絞りでも福沢さん1名あたりが適正価格だと思うのだが…買う人がいるからアノ値段になるんだろうねぇ。(ちゃんとしたカメラ屋でメンテナンスされたレンズであれば福沢さん2名でも安いと思うけど、途方もない値段は素人も混じったネットオークション、それも転売目的の塾生なので手元に資金が余っていたとしても手を出す理由が無い)

入手したNIKKOR-S Auto 1:2 f=5cmは絞り羽根に油が沁みてしまい、レリーズ解放時に設定した絞りの位置まで羽根が閉じない状態だった。
入手時に前オーナーが油滲みを指摘していたので最初から自分でクリーニングするつもりだった。
前玉と後玉ユニットを外し、綿棒と無水エタノールで油分を拭きとっただけで絞りの動作は正常になったので羽根を全バラしての洗浄は行わずに組み付けた。
滲んでいた油はヘリコイドグリスと思われるので再発する可能性は非常に高いが、再発したらその時に考えるとしよう。

NIKKOR-S Auto 1:2 f=5cmはバックフォーカスの確保からか、後のガウス型の50mmレンズと違って前玉のレンズが1枚多い。
NIKKOR-H Auto 50mm f/2の前玉は曲面がわかる構造だが、NIKKOR-S Auto 50mm f/2は前玉の前側は平面の形状となっている。
それ以外はNIKKO-SもNIKKOR-Hも基本的な構造は一緒なので分解も非常に楽だった。
NIKKOR-S Auto 1:2 f=5cmの発売開始は1959年6月(昭和34年)、後継モデルのNikkor H Auto 50mm f/2が1964年1月(昭和39年)なので、短く見ても製造から50年近い年月が経過しているので分解歴無しはあり得ない。
このレンズも過去に分解整備した痕跡が見受けられたが、酷い素人整備ではなかった。
ただ…一部が謎の塗料で黒に塗られていたが、これが噂のガンダムマーカー?地金が出ていても構わないと思うのだがなぁ…50年も経過したレンズにスレが無いと逆に怖い。(適度に使われたレンズのほうが個人的には安心するし、その方が楽しい)

撮り比べした訳ではないのでレトロフォーカスとダブルガウスでどのように差が出るのかはわからない。
F2.0開放でRZ250のタンクを撮影してみたが、単に私がこのレンズに慣れていないということもあるのでファーストインプレッション程度にしかならないレベルではNIKKOR-H Auto 50mm f/2と比べて少しだけシャープさに欠ける気がする。
また、このレンズも開放で撮ると背景が渦を巻く傾向が強いと感じる。(35mm/F2.0は極端に渦を巻く)
ニコン最初に35mm版標準レンズというこもあってか絞り開放では周辺減光も強く出るし、口径食もしっかり出てくれる。
現代の絞り開放から隅々までキッチリ良く写るレンズからすれば「味」として楽しめるので個人的には非常に好みだった。
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