バイクにのる人
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レプリカではないレプリカ [zippo 1932 replica その1]
部屋の片隅から化粧ケースに入った1個のzippoが発見された。
[zippo 1932 replica]
現在のzippoより大きいケース、角ばったデザイン、はっきり言って「使いにくそう」なライターだ。
いや、「使いにくそう」ではなく「使いにくい」ライターなのは確かだ。
ひと回り大きいケース、丸みの無い鋭角な角…ポケットの中に入れておくと角で生地を傷めてしまい、大きめのケースは必要以上に存在感を主張する。
これはzippo社が最初に出したオリジナルzippoのレプリカモデルとして1988〜1993年の間に販売されていた。(セカンドモデルが年号を1933に変えながら1997〜2001まで販売)
ファーストリリースの1988〜1993年の間の評価は私が思ったのと同じ理由で「使いにくい」という内容がほとんど。
バブル最盛期ということもあって37や41のスターリングシルバーなどがもてはやされていた。(一方、1000円で買える安いzippoも大量に出回っていた、私が買えたのは1000円zippoばかり)

使用済みではあるが割と綺麗な状態で発見された1932 replica、理由は至ってシンプル。
バレルの一部が割れてしまい、リッドが大きくグラつく状態となってしまったからだ。
購入してから数ヶ月でこの状態になってしまったのだが、乱暴に扱ったわけでもなく普通に使っていた記憶しかない。
使い勝手の悪さもあって、RONSON WindLiteに乗り換えてしまい修理もせずに20年近く放置されたままだった。

ネットで調べてみると1932 replicaは皮zippo程ではないが短命なモデルだったようだ。
この1932 Replicaは実はもう2個あった、一つは皮細工屋にケース作成を依頼する為に預けていたら紛失されてしまった個体と(プロにあるまじき結果なので、この皮細工屋とは二度と付き合わないことにしている)、もう一つは手元に残っているのと同じシルバーサテンの個体(バレルが壊れていない)だったが知人に貸したっきり忘れてしまった。(こっちはあげた気でいるので気にしていない)
世の中はバブルの残り香があり「いつでも買える」という謎の安心感も手伝っていたのだろう。

1932 Replicaを語る上で有名な話は1933年への年数の変更だろう。
zippo社では最初に発売されたzippoは「1932年」としていたが、1997年に「1933年」に修正している。
その為、セカンドモデルの途中からボトムケースの年表記が1932から1933へ変更された。
手元の1932Replicaは1992年頃の購入の品なので1932年のまま、つまり「レプリカ」を名乗っているが数字が違うので本当の「レプリカ」ではないモデルになってしまった。
今でも未使用品に限り低価格モデルだった無地のサテンモデルでも手を出しにくい価格で売られている。
しかし22年経過しても未使用新品が売られているという点に「角ばりすぎて使いにくい」ので売れ残ったと見る事も出来るが、安いモデルで5千円前後の値段だったはずだが、今では未使用の良コンディション品に限り4万円とか3万円とか…絶版モデルとは言え買う人がいるんだろうなぁ。
世の中は禁煙方向に進んでいるのでzippo社も厳しい状況、1933 Replicaのセカンドリリースは期待できないかもしれない。
このままバレルが壊れたまま眠らせるか、ジッポーサーヴィスへ送って直してもらうか…さて…

1932replicaと同時に出てきたのがケース不明のインナーユニット。(画像左側)
画像右側の2003年製インナーと比較すると明らかに古い世代のユニットだ、メッキ加工のせいか金色に見える。
消えかかっているインナーの刻印をチェックすると1983年製…私がまだ喫煙できない年代のもの。
どこで入手したのか不明だが、手元にあるということは20代前半の頃にケース付きで持っていたが火の着きが悪くなって別のインナーに交換してしまったのだろう。(当時はまともにメンテナンスする事も無く、消耗品のように使っていた)

現在のインナーユニットはフリントパイプが接着剤で固定されているが1983年当時のインナーはロウ付けで固定されている、その為にフリントホイール下の形状に差がある。
この頃のインナーユニットはしっかり作ってあることもあって使ってあげたいのだが、2003年製のケースに入れると微妙にせり上がってしまう…ボトム部分の寸法が微妙に違うのだろうか。
傷だらけだが若い頃に使っていたインナーユニット、今ではある程度のメンテナンスが可能になっているので復活させることができると思う。
手持ちの合うケースに入れてしまうか、それとも(ちょっとお金がかかるかもしれないが)インナーユニットと同じ年代のケースを見つけて入れてあげるか悩む。(朧気な記憶だと1937デザインの安い1000円ジッポーだったはずだが、今ではケースだけの入手は難しいだろうなぁ)
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