バイクにのる人
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ビンテージZippoのヒンジピン交換
少し前に1969年製の古いジッポー、#200を入手した。
タイトルに「ビンテージ」とあるが、フルスタンプでもない「ちょっと古いジッポー」というのが正しい認識かもしれない。
その中古品のジッポーは幸いなことにインサイドユニットのフリントホイール・カム・カムスプリングは元気だったが、さすがにヒンジピンは摩耗していた。
それならばヒンジピンも現行#200から移植すればいいと考えていたが…
現行の#200は2014年製造、40年以上もの時間差はZippo社のヒンジ部分の設計変更も経ていたことで長さが異なっていた。
ノギスで測ってみると1969年製#200のヒンジピンは長さ9.75mm、口径は摩耗していない部分が1.15mm、摩耗した部分は1.05mmだった。
対して現行の2014年製#200のヒンジピンは長さ7.65mm/口径は1.15mm、約2mmも長さが足りておらず5バレルの両端、つまりリッド側のバレル3個のうち2個はヒンジピンが満足にかからない状態になってしまっていた。

ネットでヒンジピンの代替品を検索してみると真鍮の棒という情報が出てきたが、更に洋白丸線が良いとの情報があった。
洋白とはなんぞや?と検索してみるとWikipedia「洋白」に「洋白(ようはく)は、銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金である。洋銀(ようぎん)、ニッケルシルバー(英: nickel silver)、ジャーマンシルバー(英: german silver)などの別名を持つ。また、スペイン語ではアルパカ(西: alpaca)と称される。」とあった。
入手は模型関係のパーツを扱う店で取り扱っていることが多く、模型屋のネット通販を利用した。
届いた品は洋白丸線1.2mm、同時に模型用のコンプレッサーのカタログも…プラモデルを作っていた小中学生の頃には手が出せなかったコンプレッサーだが、今であれば手が届く…否、これ以上趣味を増やすわけにはいかないので見なかったことに。(WW2関係に詳しくないけど戦艦大和の前期兵装とか零戦52丙型ベースに斜め機銃を装備して夜戦型に…と思ったら既にTOMYTECなどから商品化されていたが、やってみたいのぅ…)

1.15mmのピンは規格品に存在しないことから自分で削るしかない。
サンドペーパーは目の粗いものしか手元にないため、平ヤスリで少し削ってはノギスで計測し、また削って計測…を繰り返して1.15mmのピンを作成。
リッドとボトムのヒンジ部分を少しだけ加締めて打ち込み、リッドの開き具合を調整していく。
どうせ自作したピンならばとバレル両端ピッタリに合うように長さも調節して作業は完了。
画像に写っている2本のピンのうち、短いピンは現行の2014年版#200の未使用のピン、長いピンは今回作成した1969年#200用のヒンジピン、長さは違うが太さは同じものだ。

緩すぎず固すぎず、自分なりにベストと思える状態に調整できた。
リッド開閉の音は響き渡るような伸びる音ではないが、ビンテージジッポーらしい大人しくも綺麗な音を出す。
音にこだわるなら調整を追い込む余地が大いにあるものの、このビンテージジッポーを入手してメンテナンスする最大の理由が「道具として動き続けること」なので、これ以上は手を加えないつもり。
今回調整したヒンジ部分もリッドの開閉を重ねて行くことでピンが摩耗し、軽い動作になっていくだろう。
摩耗したら再びピンを作成して交換すればいいだけだ。
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