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SOLIGOR WIDE-AUTO 28mm/2.8
久しぶりに「丸いモノ」的趣味が発動、今回のネタは「SOLIGOR」レンズ。
手に入れたのはSOLIGOR WIDE-AUTO 28mm/F2.8のFマウント(非Ai)仕様、幸いにもSoligorオリジナルのレンズキャップも付属した綺麗な状態のレンズだった。
SOLIGORという聞き慣れないブランドだが1970年前後のカメラメーカーを知っている人であればミランダカメラを思い出すだろう。
最初に親から与えられたカメラがMIRANDA SENSOMAT REに28/50mmのAuto MIRANDAレンズとスクリューマウントのSoligor135mmの3本、28mmは扱いきれずにいつしか手元から消えてしまい実質50mm一本だけで撮影していた時期がある。
その50mmはミラーが戻らなくなってしまったSENSOMAT RE本体と共に今も手元に残っている。
MIRANDA REで撮影したポジを見るとMIRANDA RE以降に使っていたOLYMPUS OM-10+ズイコーレンズや、Nikon EM+ニッコールレンズよりも線は太いものの色乗りが良く、今の自分の好みの写り具合だった。
50mmレンズだけは各社ともに気合を入れていた時代なので写りが悪いわけはないのだが、そんなこともあって見かけたSOLIGOR WIDE-AUTO 28mm/F2.8に手を出してしまった。

手に入れた28mmレンズの生産時期はミランダカメラが倒産した後なのか不明だが、Auto MIRANDA50mmのロゴのデザインとも酷似している事から倒産前のMIRANDAレンズ自社生産時代以降、AICに資金を途絶された直後のSoligor社扱いの初期までが濃厚と推測してる。(1960年代のデザインにしては直線が強いから1970年代初期のような気がしている)

試しに撮りをしてみたが、このレンズは開放から使える面白いレンズというのがわかった。
この画像はF2.8開放で手前の橙色の花にピントを合わせたのだが、逆光なのにフレアも出ず全体的に破綻せずに写っている。(もっとボケボケ+フレア+ハレーションの画を期待して解放から一段ずつ絞って撮影はしていたが…)
JPEG撮って出しの画像ではMIRANDAで使っていたAutoMIRANDA/Soligorレンズによく見られた強い光部分の白飛びは発生していたが、フィルム時代と違ってRAWデータから情報を引きずり出せるので今となっては問題にならない。
更にF8からF11あたりまで絞ると全体的に引き締まった画になるが、それでも柔らかさを残した良い意味で「昔風」の結果になる。
ところがニッコールレンズ(比較対象は Nikkor Ai 28mm f/2.8S)のように線まで固くなることもなく、なんとなくタムロン的な色の乗り方と被写体が浮き上がるような写り方をするのが良い。
これが1960年代から存在していたのかと思うと驚きだが、当時は白黒フィルム全盛期なのでニッコールレンズのカリカリ描写が一般的には受けが良かったのだろう。(企業規模も比べ物にならないほどニコン/キャノン/ペンタなどが上だしね)

一つだけ残念なのは合焦が難しいという点だろう。
同じ焦点距離/絞り開放値のNikkor Ai 28mm f/2.8Sと比べても、ファインダーでピントリングを回した時の合焦ポイントがSOLIGOR WIDE-AUTO 28mmは明らかに「わからない」。
幸いにもD700などデジカメ本体にはフォーカスエイドがあるのだが、これも被写体が淡い色合いになると迷い出す。
結局、絞り込んで目視の合焦操作に頼るしか無い。
他はNikkor Ai 28mm/2.8Sよりも面白い撮影が出来そうな気がするし、何よりも色合いがいい。
シャッター速度・絞り・光の条件が決まると40年以上前のレンズとは思えない写りが期待できる。
暫くはSOLIGOR WIDE-AUTO 28mmとAuto Nikkor-S 5cm/F2の2本が主流の単レンズになりそうだ。
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