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プリンスライター CORONET ROCKY
メインライターとしてzippoを愛用しているが、古くから使っているライターにプリンスライター(吉永プリンス)のWILID45(のガワだけを使った中身zippo)がある。
そのプリンスライターのCORONET ROCKY中古を手に入れた。
絵柄がベトナム戦争時のB52なので1960年代後半以降製造と推測しているが、zippoのように年月刻印が無いので詳細は不明だ。
zippoライターと比べてみるとバレルの位置などはほぼ同じだが高さが微妙に少ない。
その為、zippoライターのインナーユニットを入れてみるとボトムケース部分は問題なく入るが、リッドを閉めようとするとカムの高さが異なることからリッドを閉めることが出来ない。(調整すれば閉める事が可能かもしれない)
この時代は日本に限らずzippoライターのコピー品が様々なメーカーから発売されていたが、CORONET ROCKYもそんな製品の一つだろう。

キャンディボトムの底にプリンスライターのコーポレート名が入っているが、WebでROCKYライターの画像を見るとどうもCORONET ROCKYは細かい部分でROCKYと異なる部分があるが、zippoコピー製品のROCKYは情報が少ないので不明だ。
CORONETの単語について調べてみると「小さな王冠」という意味だそうだ、確かに王冠のデザインが左側にある。
ROCKYシリーズの派生モデルなのかどうかもわからない。
ネットで調べてもCORONET ROCKYの情報が出てこないので、この先も不明のままだろう。

インナーユニットを見るとROCKYと異なりPRINCEの刻印が無い。
風防のパンチング数もCORONET ROCKYの方が多く、限りなくzippoを模倣したROCKYから手が入っているのがわかる。。
また、ホイールを停めているリベットも中空リベットではなく、抜け防止のためのストッパーは先端部分をタガネのようなもので十字に刻む形となっている。(中空リベットのように手軽に先端を広げることができないから?)
リッドの開閉に使うカムはzippoに限りなく似ている形状だが、リッドの高さが低いことからカムの高さはzippoよりも盛り上がりが少ない。

入手したCORONET ROCKYのインナーはメンテナンスが必要なレベルだったので手をつけたが、長期保管されていた間にインナーユニットの内側で錆が発生して綿も劣化していた。
また、ウィックはガラス繊維ではなく単純な布地ベースのものが装着されていたが非常に短くなっており、このまま使用するのは不可能と判断。
これらは使うには厳しいのですべて取り除き、zippo用のレーヨンボール/ウィックと交換した。
ウィックはzippo用を使ったが、CORONET ROCKYのウィックより微妙に太く、穴を通すのに少々手こずった。

フリントホイールそのものは摩耗しておらず目立ての必要もないがリベットに大きなガタが認められた。
オリジナルのリベットを使用してガタつきを修正するにはタガネでリベットの先端を更に潰さなければならないが、それだけの力を与えてもインナーユニットが固定される治具が必要だが手元にそんな治具は無い。
オリジナルのリベットよりも直径は小さくなるがzippo用のリベットに未使用品ストックが数本あったのでオリジナルは保管してzippo用中空リベットで修復した。

zippo型オイルライターはウィックとフリントさえ仕事してくれれば着火できる。
このCORONET ROCKYもフリントホイールが元気なので問題なく着火できるようになった。
板バネとカムが元気なのでカム越しに板バネの抵抗感を感じながら「カチャ」と金属の残響音が全くない音と共にリッドが開き、リッドを閉じる時はzippo型ライターによくある「カポッ」とした変哲のない音が響く。
一説によれば1960年代を中心に朝鮮戦争・ベトナム戦争でライターが不足したことからzippo型ライターの需要が高くなり、本家zippo以外のメーカーもシンプルな構造のzippo型オイルライターを生産していたとい噂もある。
今はもうゲーセンの景品程度でしか姿を見ることが無いzippo型ライター、たまには使ってみるか。
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