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GPZ900Rの水漏れ修理
内山牧場キャンプから戻ってRZ250では高速道路の巡航に厳しいもの(燃費とトルクの谷と積載量)があるので水漏れしたままのGPZ900Rに手をつけた。
幸いにも発注していた部品はキャンプに出かける直前に届いていた。
大昔(30年ほど前)のカワサキは発注した部品が3日で届くなんて夢の様な話だったが…
まずは水漏れ箇所の再確認。
エンジンを始動させて数十秒後にシリンダブロック後方のサーモスタットユニットを見ると既に緑色の物体が漏れ出していた。
エンジンを始動させた直後なのでサーモスタットは閉じている状態だが、それでもこの漏れ方ということは冷却水は常に漏れていた可能性が非常に高い。

ガソリンタンクを外してサーモ周りの水漏れ箇所を再確認すると更に新しい事実が発覚。
冷却水が漏れていたのはサーモユニット下部のリングシールではなく上部のサーモスタットユニットのカバーとボディの隙間からだった、それも確認の際に見ていた右側ではなく最も確認し辛い左側。
このサーモユニットはキャブレタへのワイヤリングの関係なのか車体センターから若干右側に逃げているので左側の漏れはスロットルワイヤーなどが邪魔をし、ガソリンタンクを装着したままでは見えない箇所になる。

当初はサーモユニットを丸ごと外すつもりでいたのでキャブレタも外すつもりでいたが、カバーだけならサーモユニットボディは外さずに済むのではと思いカバーのみを外すことにした。
カバーを固定していたボルトは3本だが右側の2本にうち1本がフレームにぶつかってしまい外す事が出来ず、更に左側の1本もフレームの真下、且つメインハーネスが真上に位置してネジを回すと頭がぶつかってしまう。
まさかのサーモユニットごと外さないと外れないカバーなのか?カワサキならあり得る…と暫く悩んだが通常の考えでサーモスタットを交換するのに大掛かりな作業を必要とするのもおかしいのでサーモボディは外さずに作業できないか色々とトライしてみる。

結果、左側のボルト1本についてはメインハーネスを指で手前(更に左側)へズラしながら回す事で外すことができた。
右側のボルト(後方側のボルト)についてはフレームセンター側へ斜めに角度をつけることで逃げを作れたので外せた。
カバーも横にスライドさせれば簡単に…とはいかず、中に入っていサーモスタットが邪魔をして外せない。
ラジエターから伸びるパイプを外してから車体センター側へ倒しながらスライドさせると外す事ができた。
ほとんどパズルですなぁ…外せたから結果オーライということで…。
で、外したカバーには劣化してOリングシールが……無い、黒い粉のような物があるだけ…。
Oリングシールは全て崩れてしまい金属パーツの密着と崩れたOリングシールのカスで残りの隙間を埋めて冷却水を保持していたのが実情だった。

当初はサーモスタットボディ下部のOリングシールの劣化だと思い、そこのパーツのみを発注するつもりでいた。
しかし現車を見ると更に上部のシールが崩壊していたのだがサーモスタットも劣化しているのではないかと思って念の為にサーモスタット本体と上部カバーOリングシールも発注していたのが幸いして部品再発注の憂き目に合わずに済んだ。(正確にはサーモユニットとシリンダブロックの接続をしているパイプのシリンダ側Oリングシール2個もついでに)
15年13万キロ使用したサーモスタットも手で触れる限りは使えそうな感じだが、RZ250では長期間使用したサーモスタットのシャフトが腐食で折れてしまい常に半開きになって夏にオーバーヒートしそうになった嫌な経験があるので躊躇せず新品と交換。
Oリングシールもサーボユニットカバーの溝を爪楊枝とナイロンブラシで綺麗に掃除してから装着。
水を入れてエンジンを始動させて水温が上昇するまで待ち、Oリングシールを交換したサーモユニットカバーの合わせ面からは水が漏れていないことを確認。
これでとりあえず乗り出す事はできるかな?

ここ数年、信号待ちでクーラント液が蒸発する臭いを感じていたがOリングシールの崩壊が進んでいた証拠なのだろう。
気になるのはサーモボディ下側とシリンダ側のOリングシールも似たような状況のはずなんだよな…キャブレタ外すの面倒だなぁ…
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