
今のKANSPI-8の環境ではアンプを変えようが低音不足は解消できないし、するべきではないスピーカーなのは理解しているのだが、ひょっとして…という気持ちがあったり。

これはラジオ会館の4Fに三栄無線が店舗を構えていた90年代初頭に購入したものだが、発掘されたSA-530は初段がシーメンス、増幅管がRSDが装着されていたのでオリジナルのままと思われる。
ケースは他の製品とも共用のサイズなので内容に比べて大き目に感じるがノイズや音質を考えれば余裕はあったほうがいいのだろう。(TU-894は詰め込みすぎてクロストーク特性などが犠牲になっている)

最初はiPod音源だったが、途中からCD(といってもポータブルCDのヘッドフォン出力だが…)音源に切り替えて視聴。
一言で言えばTU-894は歪み過ぎ(笑、しかし歪みが8cmフルレンジにマッチして適度な音の厚みをもたらしてくれている。(音に拘る人からすれば悪い音なのだろうが)
対してSA-530は…良い音と感じる、感じるのだが…6BQ5の特性なのか中域と高域だけが強調されてしまいプリアンプのトーンコントロールで低域を増幅させてもTU-894の音と比べてスッキリしすぎた音に聞こえてしまい物足りなく感じた。
決壊、格安8cmフルレンジユニットP800KとエンクロージャP800Eの組み合わせではTU-894が相性の良さを発揮しているので暫くこの構成で使うことにした。
いずれFE103EnとP-1000BHの組み合わせと思っているのでSA-530の出番はそれまで…かな。
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