バイクにのる人
ハクキンカイロの古い火口を再利用
2014年以来の寒さということもあって記録的(東京都心では…のレベル)な最低気温となった2018年、去年は活躍する場面が少なかったハクキンカイロの出番が多くなった。
ハクキンカイロはPEACOCK(3R)/mini/こはると3種類(これに3R互換のZippoハンディウォーマーもある)持っているが、最近はminiの出番が多い。
PEACOCKと火口が共用ということもあるが、熱量・時間が私の使い方に丁度良いのだ。
しかし、使い込んだPEACOCKも氷点下の中を走る夜走りなどでは重宝している、やはり熱を放射する媒体(本体)が大きいのは有利だ。
その媒体が大きい分、熱を発生させる火口(プラチナが織り込まれた繊維状のパーツ、これがベンジンと反応して熱を発生させる)が劣化してくると放熱量が上回ってしまいカイロ全体の熱は徐々に下がって「温かくない」と感じるようになる。
ところが、この弱った火口をminiへ移して使ってみると意外と温かいのだ。
冷静に考えればヒートシンクと同じ動作で身体を温めているのだから、熱源に見合った放熱があるのでボディの金属が少なくなった分だけ火口に求める熱量も変わってあたりまえだ。

劣化してしまった火口は新品と交換するのがあたりまえだが、メーカーでは1年ごとに交換してくれとアナウンスしている。
毎年の交換が必要な人は連日使うなどメーカーが想定した使い方の場合なので、週に2回から3回使うか使わないといった私の場合は毎年の必要は無いと思っている。
その火口は1個700円から800円ほどなので高価なものではないが…買うとなると躊躇してしまう。
ツーリングの高速代や食事代はポンポン出す割に長々使える火口はケチるというのもおかしなものだが…

で、純正のオッサンベンジンが終了した件に絡んでネットの情報を漁っていた時に「触媒を2枚重ねすれば再利用できる」という情報が。
その発想はなかった…

ハクキン関係をまとめている箱を見ると交換して用途を終えた火口が「何かの時に…」と考えて手元に2個だけ残っている、どちらも2012年に交換したもので、どちらも純正ベンジンを使ってもPEACOCKでは「ぬるい」程度の温度にしかならない火口だ。
これは試してみると面白そうだと思い、早速、2個の火口から触媒を外した。
触媒を固定していたホルダの爪は触媒1枚分の長さで設計されているので2枚を収めるには少々短いのだが…

強引に詰め込んでみた。
爪がかかる部分はなんとか2枚が密着して固定してくれたが、中央部分が反動で浮いてしまう。
これは大きめのホッチキスの針などを加工してコの字型のアタッチメントをあててやれば理想の形になるだろうが、今回はこれで良しとした。

この古触媒2枚重ねの火口をPEACOCKに装着して点火、燃料は敢えて熱量が低いコールマンのホワイトガソリンを使用。
結果、新品の火口と純正ベンジンの組み合わせのような熱量を発揮し、PEACOCKと去年から使い始めているmini(こちらもコールマンのホワイトガソリン)とを比較しても同じ温度と思えた。
しかも、ボディの大きさの違いでPEACOCKが熱量を多く放出できるので体感的な温かさはPEACOCKが上と思えた。
コールマンのホワイトガソリンでこの熱量ということは純正のオッサンベンジンやZippoオイルでは熱量が有りすぎて危険かもしれない。(低温やけどなど、最悪は触媒が自身の熱で劣化を早める)
ましてや、新品の火口の触媒を2枚重ねるのは通常の使い方ではなくなるので安易に実行すべきではないだろう。
基本はメーカーから提供されている新品の火口に交換することだから。

メーカーも想定した使い方から逸脱しているので万人にはお薦めできないが、古い火口を再利用する「実験」としては面白いと思う。
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