バイクにのる人
uco マイクロランタンのオイル化
タブキャンドル式のランタンだが、uco マイクロランタンを買った。
過去にタブキャンドル式のランタンはロゴス キャンドルランタンとハイマウント フォレストヒルキャンドルランタンを買い、フォレストヒルキャンドルランタンだけが手元に残ったまま10年ほど使わずLEDランタンに落ち着いていた。(正確には暖色LED化したミニマグライトの先端にリフレクタを仕込んだフィルムケースを装着したものだが…)
正直なところタブキャンドル式は手っ取り早く取りつきやすいが、使用には非常に制約が多い。
火をつけた直後はよいが、一定の時間が経過してタブの中のロウが溶けきるとちょっとしたショックで溶けたロウが中でこぼれてしまうとか、途中で火が消えてしまうと溶けたロウの扱いに加えて芯が焼けていると再着火時の炎が小さくなって明るさも落ちているし、消えやすいなど…だ。

ふとamazonで金属ボディのアルコールランプを見かけた。
複数のブランド(出品者)がいて、お値段は200円から400円台と様々だが写真で見る限り品は同じようだ。(もちろん中国製)
200円で遊べるなら…と手を出したのがコレ、金属ボディのアルコールランプそのもの。
芯を出す長さで火力を調節するが、他には何もない非常にシンプルな構造。
中にコールマンの白ガスを入れて小さな炎で約3時間の稼働時間だった。
タブキャンドルよりも短い時間だが、白ガスなら余っているのでキャンドルランタン専用のオイルを買わなくて済むしSVEA123Rのプレヒートや燃料にも使えるので装備を一つ減らす事が出来る。

これをフォレストヒルキャンドルランタンに仕込んでアルコールランプ化を狙ったのだが…調べてみるとフォレストヒルキャンドルランタンは空気を出し入れする穴が小さく、アルコール式のランプを中に入れると自分の炎で加熱され過ぎてしまい炎が無駄に大きくなってしまうらしい。
これは私も気になっていたことなので、想像しやすく予想される結果だった。

そこで候補にあがったのがuco マイクロランタンだった。
手元に届くと上部の廃熱部分が大きく空いた設計は非常に都合がいい。
ガラスのホヤ部分も収納することができるのでォレストヒルキャンドルランタンよりも気を使わない。
しかし、一つだけ不満な点があった。
つり下げのための金具が不要に大きいことだ。
私の使い方は小さなテーブルの上に置き、その周りのカップなどの位置がわかれば十分なのでつり下げることはしない。(テーブルの上で移動することはあるので溶けたロウが飛び散る可能性はある)

ということで早速加工。
吊り下げの金具そのものを撤去してしまう事も考えたが、ホヤ部分を引き出す構造のマイクロランタンは設計の問題なのか、製造の問題なのかわからないが、たまに引き出したホヤ部分が斜めになってしまう。
手で治すだけなのだが、ある程度の点灯をさせると上部のホヤ部分の金属ボディも非常に熱くなって持てないことがある。
この修正を行うのに吊り下げ金具を掴んで上に引っ張るのが一番楽で確実なので吊り下げ金具を撤去してしまうのは都合が悪い。
本体側の金具は横に倒せるギリギリのサイズに縮め、鎖も1コマカットした。
金具は脱着できるように先端をシンプルなコの字型にした。

加工後の吊り下げ金具を装着した状態。
本当に吊り下げて使用すると長さを縮めた分だけ熱の影響を受けやすく、金具は上部まで熱くなるが先に書いたように吊り下げることは考えていないのでこれで十分。
机の上に置いても鎖部分が少しだけ飛び出すが、狭い机の上を無意味に塞ぐことは無くなった。
収納ケースはまだ考えていないが、コンパクトさを求めるなら金具は本体から外す事になるだろう。

肝心なアルコールランプの置き方については専用のアタッチメントを作るつもりでいたが、このアルコールランプに限って言えば必要ないくらいだった。
画像右側の黒い円形のパーツがマイクロランタンの底部になるのだが、タブキャンドルを置く場所の更に内側が凹んでおり、アルコールランプに丁度ぴったりな窪みになっていた。
手荒に扱わない限りは自然と中心に置くことになるので「このまま」で十分いける。
ただし、斜めになるような衝撃があるとアルコールランプが中で倒れてしまうので推奨は出来ない。
そこでタブキャンドルの外側のアルミケースをベースに簡単なパーツを仮のスタンドとして作ってみた。
ブリキばさみで切り込みを入れて内側へ倒しただけの何のヒネリもない急造スタンドだ。

マイクロランタンの底部パーツへ装着した状態がコレ、見た目よりもタダ同然で簡単に作った割に程々の安定性を達成している。
ちなみに、マイクロランタンをタブキャンドルランタンとして使う時の台座は使用しない。
もったいないが、本来のタブ式キャンドルランタンとして使う時(あるのか?)の為に保管してある。
当初はその台座の中心にアルコールランプが入る穴を開けようかと考えていたが、別の理由で案そのものが却下となった。
※理由については後述。

この炎の大きさで点灯させて約3時間ほどの燃焼時間だった。
燃料の補給用に右側に見える60ml金属タンクにコールマンのホワイトガソリンを入れてあるが、5回ほどの補給が可能と思われるので15時間程度の燃焼が可能だろう。
キャンプは1泊から2泊が多く、この薄暗いキャンドルランタンを使うのは一晩に1回程度なので予備燃料のタンクとしてはコレで十分だ。

この状態で燃焼テストを何回か行ったが、画像の炎の大きさより大きい炎だと連続燃焼を1時間超えたあたりから炎の大きさが勝手に大きくなってしまい、上部の天板に届いてしまって煤も派手に出始める結果だった。
理由は炎自身の熱でアルコールランプの金属ボディが加熱されてしまい、中の燃料が気化され過ぎて炎が大きくなる熱ブースト状態になってしまっていた。
芯は金属ボディから僅かに飛び出す0.5mmほどの突き出しで十分。
ちなみにジッポーライター純正のオイル(通称ジッポーオイル)は熱量があり過ぎるのか、0.5mmの突き出しでも1時間を超えずに30分ほどで炎が大きくなってしまい個人的にはNG。
マイクロランタンの中に入れず、アルコールランプ単体で使う分にはジッポーオイルでも使えていただけに残念。(キャンプ中はハクキンカイロの燃料としてジッポーオイルを遂行するので共用できたら嬉しかったのだが…)

マイクロランタンは上部の隙間も大きいので風が強く吹くと炎が消えてしまうが、ロウを使わないので再着火は簡単にできて炎の大きさも変わらないのが最大のメリットだ。
しかも60mlの予備タンクでタブ式キャンドル5個分と考えると僅かな容量だが省スペースに役立っている。
とは言っても基本的に作業をする時はヘッドランプが主体になるので、実用性は限りなくゼロに等しい小さな炎の明るさしか出せないこのランタンは雰囲気を楽しむだけのお遊び装備。
タブ式キャンドルのアルコール化にはムラエ MGT-4が一般的だけど、金属ボディの安心感は捨てがたい。
この組み合わせで今シーズンは遊んでみようと思う。
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