バイクにのる人
オートパーラー シオヤ 2018秋
10月初めの三連休は爽快な秋晴れと行かず、台風の影響でスッキリしない天候だった。
土曜日は仕事の合間に某MCのイベントへ顔を出し、ようやく自由になった日曜の深夜にRZ250で馴染みのオートパーラーシオヤへ向かう。
気温22度の暑くなく寒くない丁度良い気温、これで思い出したように空か降ってくる雨粒さえなければ良かった。
パラパラと降っては即座に止む雨粒と一緒に利根川沿いの千葉県側を走る国道を走って深夜のシオヤへ到着。
1台の大型トラックがエンジンも止めて就寝している以外は他にお客さんのいない貸し切り状態、窓の外からは秋の虫の音が優しく響いてくる静かな夜だった。
いつもの天ぷらうどんを頂いて満腹、グーテンハンバーガーまでは行けなかった。(3列のうち、右2列のチーズバーガーは売り切れ、左端のハンバーガーだけが残っていた)
ここを訪れてから10年以上経過したが、そば・うどん自販機のニキシー管のオレンジ色の光は今も変わらず輝いてくれる。
シオヤ石油のオーナーさんのご厚意(趣味)で運営されていると聞いているので、今後も長く営業されることを切に願う。

シオヤを後にし、美浦村~荒川沖経由でつくば市へ抜けようとしたが、408号線が牛久方向へ左に曲がる松山交差点を過ぎた先で路面が突然ウェットになり、停止して雨雲レーダーを見ると局地的な雨雲が通過した直後だった。
雨雲本体は進行先の美浦村役場付近を通過中…これはダメだと思って引き返して408号線沿いに牛久へ抜けつくば市へ。
つくば市で大昔に住んでいた場所は既に更地になっているが、隣のエリアもそろそろ閉鎖と聞いていたので訪れてみると階段に蛍光灯が灯るものの住人は全て退去して無人となっていた。
駐車場に車は一台も無く、全ての窓はカーテンのない黒い窓が並ぶだけだった。

このエリアの建物は確か1976l年から77年にかけて建築されているので、築40年を超えてようやくお役御免となった。
埃をかぶった自転車が取り残されたまま、冷たい水銀灯の光に照らされていた。
今までの例であれば1週間か2週間以内に1階の窓に板が打たれ、階段も塞がれ、敷地の周りに立ち入り禁止の柵が設けられるはずだ。
子供の頃に歩いていた場所がまた一つ消えていく。
都市としては再生する為に必要なものだが、寂しさはぬぐえない。
ほんの僅かな時間の滞在だったが、見覚えのある場所の最後に立ち会えたことを幸せに思おう。
秋の虫の声だけが響く静かな夜だった。
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