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SONY SRF-T355 充電不良
SRF-T355に使用できる充電クレードルとしてBCA-TR3KITが発売されている。
SRF-T355はFM放送をイヤホンで聞いた場合にアルカリ電池で28.5時間、ニッケル水素電池では18時間というソニー公式の数字があるが、乾電池ではゴミを大量生産してしまうのでニッケル水素電池を多用しているが、この場合はBCA-TR3KITが便利だろうと思って購入した。
BCA-TR3KITには充電クレードル・ACアダプタ・単四ニッケル水素電池2本・電池ケース2個、そして謎のプラスチックパーツがセットとして梱包されている。(画像ではACアダプタはコンセントから外すの面倒だったので写っていない)
このBCA-TR3、T355専用という訳ではなく謎のプラスチックパーツを装着することで本体サイズが小さく薄いSRF-R356や既存の製品であるICF-R354MやR351などにも使用できるようになっていた。(T355で使用する端子の1本がアダプタで蓋をされて使えないようにしている)
ニッケル水素電池はソニー純正だがサイクルエナジーではなく「SONY」のロゴがあるだけのもの、また電池を1本単位で持ち運びできるキャリングケースも2個付属している。
この単四電池1本だけを収納できるケースは個別売りしているのを見かけない、便利なようで意外と活用する機会が少ないアイテムでもある。
周辺機器にしては本体の半分から1/3程度の価格なので安いと思えないが、ソニーお得意の周辺機器商法と思えば安い部類だろう。

T355にBCA-TR3KIT付属のニッケル水素電池を入れ、電源スイッチをスライドさせると電源が入るが電池マークは充電済みを示しているので程々に充電された状態で出荷されているようだ。
そしておもむろにT355をTR3のクレードルへ置くと下にあるオレンジ色のランプが点灯して充電を開始したことを示す。

…が、1分もするとランプが点滅しだした。
クレードルからT355を外して再びクレードルへ装着するも結果は同じ。

取説を見るとクレードル下部の橙LEDの点滅は充電不良とのこと。
電池の極性違いや乾電池が装着されている場合など…と書いてある。
いやいや、T355に装着したのはBCA-TR3KIT付属のニッケル水素電池だし、本体のみでの通電も確認したし、再度目視確認もしたので間違っていない
にもかかわらずクレードルのLEDは点滅し続ける。

ここでネットで見た「クレードルに置いても充電してくれない」というレビューを思い出した。
あぁそうか、これはアレか…と妙に納得してしまった。

新品で購入したばかりだがピカール投入。
綿棒の先に染み込ませたピカールをクレードル側は充電ピンの頂点部分を、ラジオ本体側は底部の奥まった金属の板に塗り付けて暫し待ち、綿棒の先で軽く磨き上げて最後に無水エタノールでふき取る。
これを数回行うとT355をクレードルへ置くだけで1分以上経ってもLEDは点滅せずに充電してくれるようになった。

実は過去に同じ経験をしていた。
ICF-RN933と付属の充電クレードルBCA-TR2の組み合わせだったが、購入直後は普通に充電できていたが1年か2年もするとRN933をクレードルに乗せるだけでは充電しない状態が発生し、無水エタノールで端子面をクリーニングしても解決されなかったのでRN933は別の充電器で充電した電池を入れ替える方法で使っていた。
とある日に「どうせ充電できないのだからピカールで止めを刺すぞ!」と綿棒とピカールで端子面を磨いたところ置くだけで充電するようになり、それから数年経過した今でも端子は錆も腐食も変色もせずに使えている。
これをまさか購入直後のSRF-T355とBCA-TR3で行うとは思っていなかったが、結果的に普通に使えるようになったので結果オーライ。

またまた根拠なしの想像だが、端子の2本は充電用の+-端子として、残りの2本が充電監視用のピンと思われる。
ICF-R854M(おそらくSRF-R356も)までは端子が3本なのでSRF-T355で増えた4本目は機種というか単四電池2本を使用する機種かどうかの判別を行って1.5Vと3Vの切り替えをしていると思われる。(SRF-R356など単四1本を使用する機種用のアダプタでは端子1本を蓋している)
残る1本の端子は恐らく充電中の監視用だろう。
特性の異なる乾電池や、ラジオ本体の内蔵電池の極性(+-)が逆の場合は通常の流れ方と異なるので異常値として検出できることから充電中の電流をどこから抜くなどして充電量(または電圧)を監視し、異常値が検出されたら充電を停止するようになっていると思われる。
RN933の場合は使用に伴いピンや端子の表面が酸化した被膜などで覆われてしまい抵抗値が上がってしまったことで接触不良と判断されていた。
T355の場合は最初からそうなりやすい状況(異常値の検出が厳しくなって少しでも電圧・電流が下がると停止とか)だったので購入直後でも発生したと推測される。
ちなみに、クレードル側のピンをピカールで磨く前にBCA-TR2で問題なく充電できているICF-RN933を今回のBCA-TR3にアダプタ装着で置いてみたところLEDの点滅が発生したので問題はクレードルのピンにあるような気がする。(LEDが点滅したRN933を元のTR2へ戻すとこちらは正常に充電を継続する)

SRF-R356やICF-R351などのスタミナモデルではクレードルの必要性を感じない(電池交換するまでに70時間とか60時間使える、AM放送+イヤホンなら100時間超え…)ので電池を別に用意して入れ替えるので十分だが、20時間程度で充電が必要になるT355ではクレードルの必要性は非常に高い。
そのモデルでこのありさま…ソニーは本当に試験を行ったのだろうか?と心配になってしまう。

ついでにイヤホンネタも。・
SRFの型番が示す通りT355はステレオラジオだ。(モノラル機種はICFなどの型番から始まる)
設定メニューでイヤホン出力のジャックをモノラル用とステレオ用に切り替えが可能だが、小さな拘りでモノラルイヤホンを愛用している。
理由は簡単で徒歩通勤中に両耳を塞いでしまって周囲の音が聞こえない状態を避けたいだけだ。

付属のモノラルイヤホンでも使えないことは無いのだが、audio-technica DMK-32とJVC MR-LX21の2本を使い分けしている。
ICF-R351のように低音・高音が強調されまくった機種ではaudio-technica DMK-32一択なのだが、T355はそこまで強調されず、むしろあっさりした音だ。
なので普段は低音が異常に増幅されるJVC MR-LX21を常用し、聴き疲れした時にはDMK-32へ切り替えている。
DMK-32とMR-LX21の関係はラウドネススイッチのOFF/ONに近いくらいの音の差だ。(もちろん低音が強調されるMR-LX21がON側)

HiFi仕様ということでMR-LX21を購入した時にICF-R351に使用したが、東京FMなど音をラジオ向けにいじっている場合に特に相性が非常に悪く、低音と中音が飽和してボコボコ聞こえる不快な状態となってしまった。
逆にICF-R351の場合は内蔵イヤホンで聞くと非常に良い音に聞こえるので調整のターゲットが異なるのだろう。

最初は電池駆動時間の短さや新UIの悪い情報ばかり目について購入を躊躇したT355だが、使用してみるとICF-R354M/R351/RN933と比較して音は綺麗だしFM放送帯での感度は申し分ないどころか一段上の感度と安定性(イメージ混信の無さ)と謎の満足感を得ることができている。
電池駆動時間だけは化け物クラスのスタミナを持つSRF-R356やICF-R351は特別として考えても良いと言える数字ではないのでソニーの今後の改善に期待したいところ。(それでもモデルチェンジまでに数年ほどかかるかもしれないので気長に待つしかないが)
まずは充電端子の接触の悪さを早期に改善しないと「使えないラジオ」として悪評だけが定着してしまうのでランチェン早くね、ソニーさん。
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